三百三十五話目 貴「棒読みでもしょうがない」 ページ7
「・・・・・さて、話はそろそろ本題に入ろうか？」
いい感じに話をぶった切ってきた男。
その言葉に俺もクロコダイルも一旦口を結ぶ。
その様子に気をよくしたのか、男は俺の首に回す腕に力を入れてきた。締まるって・・・(泣
「さぁクロコダイル、この女の命が惜しかったら首を差し出せ！！」
ク「嫌だと言ったら？」
「この女の命は無い！！」
貴「わー、クロコダイル助けてー(棒」
ク「棒読みじゃねェか」
貴「いやいや、結構危ないからね」
ク「お前を助ける必要はあるのか？」
貴「あらら〜ここでまさかの死んでもいいですよ発言」
「本当に死ぬぞ！！」
ク「いいんじゃねェか？」
貴「( ；∀；)」
「ならこの女が死んでから後悔するがいい！！」
男が剣を振り上げようとした瞬間、クロコダイルの輪郭がサラサラと砂になった。
慌てて剣を振り下ろす前に、クロコダイルは俺の目の前に立った。
そしてそのままガシッと俺を拘束していた男の首を右手でつかむ。
他の男たちも突然の事で動けていない。
男の手に解放された俺は、クロコダイルの意外に器用な左手の鉤爪に引き寄せられ、そのまま胸の中に閉じ込められた。
ク「人質を殺しちまったら、お前らの負けだろう？」
貴「いやいやそいつらバカだからね。言っても無駄ｗ」
ク「だろうな・・・」
貴「つーか、解放してください」
ク「枯らしてからな。見ない方がいいと思うが・・・見るか？」
貴「嫌な予感しかしませんのでこのままでいさせてください」
ク「よろしい」
クロコダイルがそう言った直後、男の悲鳴が聞こえてくる。
おーおー、なかなかですね。怖くなんかありませんよ。((((；゜Д゜)))ｶﾞｸﾌﾞﾙ←本音
こういうのが断末魔ってやつか・・・あまり心地がいいものではない。
悲鳴が消えたので終わったかな〜と思いクロコダイルから離れようとすると、ヒッと短い悲鳴。
そう言えば一人だけじゃなかったな。・・・・・クロコダイルもめんどいだろうし、ここは引き受けてやりますか。
ドッと覇気を軽く出すとバタバタバタと何人かがぶっ倒れる音。
クロコダイルには当ててないから全然大丈夫だと思う。
というか枯らし終わっただろ？早く離してくれ。嫌ではないんだが・・・アレだから。
貴「離せや」
ク「離す理由は無い」
貴「なんちゅー理由」
ばたばたと数人が入ってきた模様。
作業をしている感じから、ぶっ倒れたやつらとかを外に出しているようだ。
お疲れ様です。
三百三十六話目 貴「色っぽいおっさんは正義！！」→←三百三十四話目 貴「寝ぼけた視界では見えません」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 546人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
