三百三十四話目 貴「寝ぼけた視界では見えません」 ページ6
貴「ん・・・ふぁぁぁ〜〜」
うっすらと目を開けてみた。
寝ぼけ眼でも流石にわかる。カメの部屋の様子とは全然違う景色が広がっている。
なんてこったい！！
そして今俺様は立っているぞ。まさか立ったまま寝ていたのか。
いい加減詳しく周りの様子が知りたかったので、手で目をこすろうとしたら・・・アレ？
貴「手が動かないんだけど」
「ようやく起きたか」
貴「んん？あぁ、拉致りやがった奴か。いったい何する気だコノヤロー」
俺は後ろの男に捕まっている。
左腕で首を拘束され、右手で俺の首元に剣を当てている。
「見てわからねェのか？」
貴「寝ぼけ眼で見えん」
とかいいつつ、なんやかんやで視界が晴れてきた。
おー、クリアな景色ｗｗｗｗｗｗ・・・・・・アレ？
貴「・・・・・僕は誰でしょう？」
ク「・・・・・」
ヒィィィィィィ！！
激おこぷんぷんの人がいるぅぅぅぅ！！
眉間にしわが寄っていらっしゃる上、俺から少しも目をそらさない。
ココは他人のふりしなければ。死んでしまう。
ク「・・・A、なにやってんだ」
貴「うおっふぅ！ばれてた！！」
せっかく隠そうとしたのにバッチリばれてました。
しかもものすごくどすの利いた声ですこと(泣
あまりの怖さに変な掛け声が出てしまったじゃねぇか。
ク「・・・・・なにをしている」
貴「俺が知りたいぐらいです。なにがあったんでしょうか(泣」
睨みだけで俺を殺そうとしてくるクロコダイルに自然と敬語になりました。
だってもう・・・とにかく怖い。今ならお化けよりクロコダイルの方が怖いって言える。
・・・やっぱ無理、お化けのほうが怖い。
「冥土の土産に教えてやるよ！」
貴「え？メイドの土産？」
「違うわ！！」
メイドさんからのお土産なら是非ともいただきたいと言うかくれなかったらぶっ殺すぞコンニャローって感じだったが違うらしい。つまんねーの。
「いいかよく聞けよ。俺らはなァ、七武海であるクロコダイルを殺し名を上げる！！ただまともにやっても勝てねェからなァ・・・お前を人質に取らせてもらった」
貴「なるへそ〜・・・で、クロコダイルの所まで来てるってことは俺を使って面会に成功したって事か。こいつの命が惜しけりゃクロコダイルに会わせろ！って感じで」
ク「まァそんなとこだ。お前にしちゃァ良い回答だ」
貴「あれ？バカにされてる？俺的には社員に殺されかけてるクロコダイルをバカにしたい所存なんだが」
ク「見事に人質にされてる奴に言われたくねェ」
三百三十五話目 貴「棒読みでもしょうがない」→←三百三十三話目 貴「おい・・・どういうことだ」
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こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
