三百七十一話目 貴「淑女ってどうすればいいんだろうか？」 ページ44
前回までのあらすじだぜ☆
クロコダイルの(多分)ビジネス相手にフィアンセとか訳の分からんことを言われましたで候。
なに？俺を怒らせたいの？処す？処しちゃう？
「なんとも美しい婚約相手。羨ましいですな」
いやいやいやいや、違うからね。
何勝手に婚約相手にしちゃってんの？あと美しいとかなにが？あぁ俺のチョーカーがだろ？
むっちゃ綺麗だと俺も思うわｗｗ
ク「クハハハ、婚約相手なんてもんじゃねェ」
「？」
ク「万が一そうだとしたら、こんな所連れてきやしねェよ」
「では、そちらの女性は・・・」
ク「ただの付添だ」
貴「どうぞよろしくお願いします」
いつも出している声よりワントーン上で、しかも通常なら絶対にしないような愛想笑いまで付け足してやる。こうなりゃやけくそじゃ！とことん『女の子』をやったるぜ！！
「え・・・ああ///よろしく頼むよ」
貴「あら？どうして赤くなっておられるのですか？」
フフフッと口に手を当てて控えめに笑う。
分かってますよ。とんでもなくキモイってことは。
ほら見てみなさい、隣りのクロコダイルを。ポッカ―ンなってますぜｗｗ
「本当に美人さんで。是非とも次は私のパーティに・・・」
ク「おい、お前酔ってねェか？」
貴「そうかしら？」
全然飲んでないんですが・・・
つーかクロコダイルの顔が怖いです。なんかおかしかった？言葉が？やっぱりキモかった！？
ク「少し夜風に当たるぞ。では、失礼」
貴「またいつか」
「へっ//あ、ちょっと・・・」
引き止める男の声を無視しながらどんどん歩いていくクロコダイル。
勿論、腕を組んだままなので俺もスタスタ歩きになる。こけそうです。
なんとかころばずにバルコニーまで来ましたけど。
バルコニーは今は人が少ない。それでも何人かはいるので端っこに引っ張って行かれる。
貴「ちょクロコダイル。急にどうしたんだよ！」
ク「それはこっちの台詞だ！急にどうしたんだ」
貴「へ？なんのことっすか？」
ク「話し方に決まってるだろ！」
貴「いや〜ビジネス相手っぽかったから、ちゃんと淑女らしくしといたほうがいいかな〜って」
ク「そんな器用なことができたのか」
貴「失礼すぎるだろ！！」
ク「お前が淑女とか・・・なぁ」
貴「酷過ぎるぜ(泣」
ク「まぁ、その心遣いは嬉しいが・・・他の男に色目使うな」
貴「あ？俺が使えると思ってるのか？」
ク「確かに」
貴「傷ついた」
兎に角、誘うような真似すんなとワケわからん説教を受けました。
三百七十二話目 貴「しつこいなぁ！！」→←三百七十話目 貴「フィアンセぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」
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こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
