三百六十二話目 貴「空白の百年」 ページ35
貴「？」
謎のカタカナの羅列に首を傾げる。
バスタオルコール？お風呂上りにタオルがなかったりとかしたのか？
ﾛﾋﾞ「たった一回のそれでオハラは完全に消滅した」
貴「おいおい待て、話について行けてねェぞ。大体なんでそんなものがロビンの故郷に・・・」
ク「古代文字の解読」
貴「古代文字？」
そう言えばあの船の船長も言ってたな。
古代文字が解読できるからどうのこうの。
貴「その解読ができたからなんだよ」
ク「お前は・・・どこから説明すればいいんだよ・・・・・」
貴「知らねェもんはしらねぇっつーの」
ク「簡単に説明するぞ。歴史の中に空白の百年という時代がある。世界政府はその間の歴史を解明することを禁止している」
貴「なるほど・・・」
ク「そして世界にはその歴史を記す石碑、ポーネグリフってのが点在している。ここまで大丈夫か？」
貴「うん、まだ大丈夫」
ク「それには空白の百年の事やら古代兵器の事やらが書かれている。世界政府は古代兵器を復活させられないためとかのたまわっているが、どう考えても知られたくないことがあるはずだ」
まぁ、俺は歴史を知りたいわけではねぇがなと付け加えるクロコダイル。
ならなんでロビンがいるんだよって感じですが、今は触れないでおこう。
ﾛﾋﾞ「その通り。私の故郷、オハラは考古学者たちがたくさんいた。だけど、島の学者たちは『世界の滅亡を望む悪魔』だと言われ、世界政府に根絶やしにされた。関係のない島民たちもすべて・・・生き残ったのは私一人だけ」
貴「つまり、古代文字が読めるからオハラは潰された・・・・・ってことか？」
ク「その程度理解できれば上等だな」
貴「なんだよその言い方！」
ク「もっともだろ？」
ﾛﾋﾞ「私たちは歴史を解き明かしたかった。その時代を生きた人々の声を聞きたかっただけなのに・・・それなのに・・・」
貴「なんかとんでもねェ話だな」
ク「お前が身を置いている組織も黒い部分があるって事だ」
黒い部分。
あるとは思っていたが、実際聞いてみるとえげつねぇ。
ロビンは海軍が憎いだろうな。俺といて大丈夫なのだろうか。
ﾛﾋﾞ「大丈夫よ」
貴「あれ？」
ク「声に出てたぞ」
貴「またかよっ！」
ﾛﾋﾞ「あなたは私を初めて認めてくれた。そんな人を憎むわけないじゃない」
そう言っていただけて安心しました。
えんこ詰めようかとか考えてたしｗ
あ、そういえば。
貴「つーか、なんでクロコダイルはポーネグリフを読みたいの？」
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こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
