三百五十一話目 貴「何を持って悪党とするか」 ページ24
貴「その理由のどの辺がよっしゃ捕まえようってなるのか説明願います」
「いや・・・その、こいつは古代兵器を復活させる知識を持っている。古代文字を解読できるんだ！」
貴「ふ〜ん。お姉さん頭いいのか」
俺が急に振るとお姉さんはえっ？という顔をしてた。
いや、そんな驚かんでもいいじゃないか(泣
貴「で？」
「解読できるんだぞ！？もしその兵器を復活させてみろ！この世界はどうなる！！」
貴「知らん！」
「は？」
貴「知らんと言ったんだ。古代兵器とか知らん。見たこともない！いや、うｎ、ない！！」
しらほしに会ったけど、秘密だし。
大体、しらほしが兵器ってのもおかしな話だ。あんなに可愛い、しかもあんなに幼い子が兵器とか・・・(ヾﾉ･∀･｀)ﾅｲﾅｲ
貴「あとはこの美人さんが兵器を復活させようと思ってるかってことも知らん！」
「何を言ってるんだ！」
貴「だまらっしゃい！ちなみにお姉さん、古代兵器復活させるの？」
またまた唐突に聞くとお姉さんは心底びっくりした顔をしていらっしゃった。なんで？
ま、そこは良いとして。お姉さんはしっかりと俺を見て、首を横に振った。
？「私はただ、この世界の歴史が知りたいだけ！」
貴「なるほどなるほど。俺はアンポンタンだから勉強は無理だな・・・じゃなくて、らしいから大丈夫だろｗｗ」
「お前・・・・・今しがた初めて会ったやつの事を信じるのか！？大悪党の言葉を」
貴「美人さんは嘘つかねェって言葉知ってるか？あと海賊なんてやってて良く人の事言えるよな」
「そっ・・・それは」
貴「大体、悪党の基準ってなんだ？俺に教えてくれよ」
「ひぃっっ！！」
急に声音を変えて男に問い詰めると、情けない声を挙げながら腰をぬかしやがった。
わお、とんでもないヘタレだったｗｗ
貴「人殺し？・・・でも違うよな、俺だって半分はそれが仕事だし。ならあの美人さんみたいに知ってはいけないことを知ってしまったから？・・・いやいや違うよな、お勉強は褒められても怒られることは無いだろ？知るってことは生きていくうえで大事だ。・・・・・なら何を持って悪党と定義するのか・・・」
「ひぃぃぃ・・・」
腰を抜かしたまま後ずさる男にどんどん詰め寄る。
ついに壁際まで追い詰めた。
貴「多分これは哲学的な話だし、生憎俺は学者でもねェ。おそらく学者が寄ってたかって話をしても学者の人数分意見が出るだろう。だが、俺自身の持論でいいというならば答えは出てる。聞くか？」
三百五十二話目 貴「悪党の定義ってなんだろ？」→←三百五十話目 貴「この女の罪状は？」
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こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
