三百三十一話目 貴「悪い予感ほど恐ろしく当たる」 ページ3
さて・・・カメの中に乗っかったのはいいが。
貴「人多くないですかね？」
五人乗り位のカメの背中の部屋。そこに男が五人乗っている。
とどのつまり、五人くらいでMax容量なのに、俺を含め六人も乗ろうと言うのだ。
冗談じゃない。可愛い女の子集団とギュウギュウ詰めで乗るのならいいが、いやむしろ本望なのだが、こんなガタイのいいムサイ男どもとギュウギュウ詰めは望んでいない。死んでしまう。
これは丁重に断りを入れて明日に向かってBダッシュしたほうがいいのかな？Bダッシュするときは調子に乗って谷底にBダッシュしないように！！って・・・どこぞの配管工だよ。
兎に角だ、こんな状況でクロコダイルのとこにはいきたくない。
徒歩必須ですｗｗ
貴「あははは〜すみませんやっぱ降りｍ・・・のあっ！！」
断ろうとしたらカメが出発したらしく、グラリと揺れた。
少しバランスを崩したが、よく分からない男たちに激突するのは避けた。
いやいや美人のお姉さんならばむしろウェルカム！！ですけどね。ムサイのは嫌だ。
ってことで座るにも座れず、いまだに立ったまま。
なに？朝の通勤ラッシュ時のバスですかコノヤロー！！
普通、俺を座らせるだろ？後でクロコダイルに文句言ってやる。
って・・・クロコダイルってどこにいるんだ？
気になったので聞いてみた。
貴「すんません、クロコダイルってどこにいるんですか？」
「知らねェのか？レインディナーズのカジノのオーナーだぞ」
貴「あぁ、カジノってそこで経営してるのか」
「そんなことも知らないとは・・・本当にコイツで大丈夫なのか？」
「大丈夫に決まっている。アイツの電話をしているときの態度を見ただろう？」
「確かに・・・あれは普通じゃなかったからな」
一体何の話だろうか？おそらくクロコダイルの話ってことで間違いはないだろうが、なんかおかしい。カジノの関係者ならクロコダイルの事は社長と呼ぶとか、まぁ少なくとも敬語で敬ってしかるべきはずだ。なのにさっきアイツって言ってなかったか？気のせいならいいんだけど。
「しかしあっさり成功したな」
「あぁ、これさえうまくやれば後は成功したも同然だ」
あれれ〜嫌な予感がする。
俺の悪い予感はよくあたｒ・・・ゲフンゲフン！言葉に出したらホントになっちゃうから言わない方向性でｗ
「歌龍とかいうこの女の拉致さえ完了すれば・・・」
ぎゃぁぁぁぁぁ！！やっぱりか！やっぱりそうなのか！！
何！？んじゃ俺様大ピーンチってことか！？
三百三十二話目 貴「言われてみるとなんかそんな気がする」→←三百三十話目 貴「なんかこっちに走って来てませんか？」
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こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
