三百四十四話目 貴「クロコダイルと勝負！！」 ページ16
手すりに寄り掛かりながら戦況を見ているクロコダイルと俺・・・・の横になぜかいるアレン。
お前仕事しろよ！！いやマジで。
ｱﾚﾝ「だって姐さんが心配だもん」
貴「うｎ、心配する前に仕事しような。それに心配されるほど弱くねェよ」
ｱﾚﾝ「でもさ・・・」
ク「おいクソガキ、さっさと行け。そして死んで来い」
貴「クロコダイル様？彼はこれでも俺の部下ですから」
ｱﾚﾝ「行くわけないじゃないか！！姐さんに何かあったらどうするんだ！！」
貴「何もないし、あっても自分で回避できるからね。そんなことより仕事して」
ク「何かあっても雑魚のお前じゃ護れねェだろ。分かったらさっさと死んで来い」
貴「死ぬこと前提で行かせるなよ・・・」
なんでこの二人はココまで仲が悪いのだろうか。
今日会ったばかりで、その上年齢も全く違う。いや、俺とクロコダイルも全く違うけどさ。
貴「頼むから喧嘩はしないでくれ」
ク「こんなガキと喧嘩するわけねェ」
貴「だから、アレンは俺と年齢一緒だから」
「大将！！」
冷静にツッコんでいると、海兵が一人かけてきた。
どうやら何かあったらしいが・・・
「後方から海賊船が三隻接近中！！」
貴「おおふ、三隻だってよ」
「三つとも別の海賊団ですが、なぜか結託しているようで」
ク「厄介だな」
貴「全部潰すぞ」
ｱﾚﾝ「またあっさりと」
貴「この辺の牽制のためには圧倒的に勝つ必要がある。よって・・・クロコダイル！」
ク「？」
貴「一隻をどれだけ早く落とせるか勝負しようぜ」
ク「あぁ、いいぜ」
貴「んじゃ俺が左に行くから、クロコダイルは右頼む。終わったら真ん中の船に集合」
ク「真ん中はどうするんだ」
貴「共闘といきやしょうや」
ク「クハハハ！！いいだろう」
そうこう言っているうちに三隻が近づいてくる。
俺もクロコダイルも半端な身体能力ではない。この距離ならば余裕で飛べる。
貴「よっしゃ行くぜ・・・・よーい、どん！」
俺とクロコダイルは、同時に床を蹴った。
軽々と相手の甲板に着地。
貴「えっと・・・ひい、ふう、みい・・・だーめんどい！」
「なんだお前は！！」
貴「正義の味方、海兵さんでーす。全員お縄だこの野郎！！」
「やれるもんならやってみやがれ！」
「「「おおおおおおおお！！」」」
貴「あー、ムサイムサイ。今回は久しぶりに、全部素手で相手してやろう」
俺は走ってくる男どもに冷静につぶやくと右掌を拳に変えた。
さて・・・これでも勝てるかな？
三百四十五話目 貴「素手で頑張ってみたったｗｗ」→←三百四十三話目 貴「タイミング悪すぎだぞ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 546人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
