三百三十九話目 貴「人懐っこい海兵」 ページ11
カメに揺られて、クロコダイルと雑談しながらのんびりしていたら港に到着。
いや〜速いなこのカメ。名前はバンチっていうらしいよ。
乗る前に見た顔もなかなかのハードボイルド顔だったので似合ってると思うｗ
カメから降りて砂漠に足を突ける。やはり熱い。
灼熱だぁぁ・・・
ク「ご苦労」
クロコダイルの方を見るとカメを労ってました。カメもぺこりと頭を下げると帰って行った。
相変わらずのクロコダイルの服装にこっちが熱くなる。こんなアッツいのにコートまでよく着込めるよな。
貴「熱くねェの？」
ク「慣れたらそうでもない」
貴「すげぇな」
そんなこんな言いながら軍艦の方に向かう。
すると俺らが向かっている方角から何かが駆けてきた。
砂埃を巻き上げながらかけてくる人物が誰かと分かった瞬間、俺は来るであろう衝撃に身構えた。
？「姐さぁぁぁぁぁん！！」
ドサァッ！！
貴「あだだだ・・・お前はもう少し落ち着きをだな」
？「無理！大丈夫だった？変なことされてない？怪我は？」
貴「分かった、頼むからどいてくれ。砂が熱い」
突然走り込んできたうえに俺に飛びつき、しまいには押し倒しマウントを取っているのはヴェル同様、以前俺よってフルボッコだドンにされてしまった哀れな海兵君の一人である。
実は俺と同年代であったりした。
それを知ったのも、仲良くなったのもここ四日の航海中なんだけども。ここ四日、こいつに見つかるたびにこの始末だ。
慣れたとは言えないがそれなりには身構えられる程度にはなりました。
？「嫌だ♪」
貴「いてまうぞワレ！」
ク「・・・・・なんだそいつ」
俺の頭上に影が差したと思ったら、上からクロコダイルが見下ろしてきてた。
心なしか不機嫌そうである。いや断言しよう、不機嫌だ。
貴「はぁ・・・頼むから」
？「ちぇ・・・分かったよ」
やっとどいてくれた。
俺も立ち上がり、着いた砂をパンパンとはたいて落す。
ク「で、なんだそのガキ」
貴「ガキって・・・俺と同い年なんだが」
ク「テメェもガキだろ」
貴「酷いなァ〜」
ってことで自己紹介して〜と投げやりに振る。
は？いきなりすぎるだろみたいな文句を言われましたが、そこは海兵。きっちりやるようです。
ｱﾚﾝ「アレンです！！どうぞよろしく」
貴「ってことです」
ク「説明少なすぎるだろ」
呆れるクロコダイルをよそに、アレンは暴走する。
主に騒いでいるだけだが。
ｱﾚﾝ「姐さんいない間暇だったんだよ！！」
貴「仕事しやがれ」
三百四十話目 貴「何もされてないかと聞かれれば、答えは否」→←三百三十八話目 貴「交渉成立しやしたｗｗ」
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こんるり(プロフ) - アレンが出てきた瞬間、悪ノ召使のアレンとジェルメイヌを思い出しましたwww 今回はクロコダイルがイケメン過ぎますね////これからも応援しています！ (2019年3月20日 0時) (
レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
さー - 読み応えあるわ〜 (2019年1月6日 12時) (レス) id: 4c0e1966f7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - と、友達になって下さい♭ (2017年8月30日 10時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のこと？ (2017年5月22日 14時) (レス) id: d371ddf2fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 初めマシテ。うん。ロー様を拝みたいでありますｗ(*'▽') (2015年9月7日 21時) (レス) id: f835947a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年8月30日 1時
