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九十二話目 貴「いざ出港だぜ☆」 ページ4

レイ「それと・・・ジンベエには教えても大丈夫だろう。」

そう言われてジンベエを見ると困ったような顔をしていた。

ジ「言いたくないなら言わんでもええんじゃが・・・」

貴「いや、俺も教えときたいし。聞いてくれるなら話したい・・・かも。」

ジ「・・・分かった他言はせんわい。」

ソウセキ『吾輩にも教えろ!!』

貴「はいはい教えてやるから、ジンベエと一緒に。」

ソウセキ『分かった。』

レイ「A君。」

名前を呼ばれ、レイリーの方を振り向くとレイリーに抱きしめられた。
そのまま力を入れられる。レイリーのたくましい胸板に抱かれる。
この年でこんな筋肉あるとか・・・すげぇw( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

レイ「君にはきっとこれから先、大変なことが降りかかるだろう。・・・負けてはいけないよ。」

負けてはいけないと言う言葉が胸の奥深くまでしみていくのが分かった。
何故か涙があふれてきて止まらない。しょうがないので涙が止まるまでレイリーの胸の中で隠れることにしよう。
俺が落ち着くまでレイリーは抱きしめていてくれた。
自分のことを心底心配している言葉に俺は慣れてないんだよ・・・


貴「ふぅ・・・出港するか。」

なんとか泣き止んで出港の準備を整えた。

ジ「浮き袋外したぞ。」

貴「お〜サンキューなジンベエ。」

レイリー達の方を見る。二人とも笑顔だ。

貴「じゃぁ、俺は行くぜww」

シャ「気を付けてね。」

レイ「また遊びに来い。」

貴「あぁ!絶対来るよ!!」

そういうと俺とジンベエを乗せた船とソウセキは海の中に隠れた。


レイリーside

シャ「手を出さないんじゃなかったの?」

レイ「わははは!私からするとあの子は子供みたいなものだ。」

シャ「たしかに、子供の旅立ちを見守る親の気分だわ。」

レイ「そうだろう?元気でやってくれることを願うよ。」

おいロジャー、面白い子が来たぞ。
お前と同じように海王類と話す、不思議な少女だ。
彼女も新時代の鍵になると思わないか?
今後、彼女にはたくさんの困難が降りかかるだろう。
空を見上げつぶやく。

レイ「・・・お前も彼女のことを見守ってくれるか?」

『もちろんだぜ相棒。』

どこかで懐かしい声が聞こえた気がした。
私は目を閉じ、心の中で願う。

どうかあの子の船旅が、楽しいものになるように。


♪♪♪♪

わたしのレイリーさんのイメージはカッコイイおじいちゃんですww
しかしそんな感じに仕上がったかは知りません(←オイ
次回もよろしくお願いします!

九十三話目 貴「海底散歩。あ、歩いてねぇやヾ(-д-;)ぉぃぉぃ」→←九十一話目 貴「なんかあんまり話さない方がいいらしいね俺の能力ww」



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弱音ハクはオレの嫁(プロフ) - コメント失礼します!百六話の最初の会話に草生え散らかしました! (2021年2月14日 9時) (レス) id: ccc8b6f347 (このIDを非表示/違反報告)
雷牙 - なぁなぁ、いつ悪魔の実を使う日が来るんだ? (2020年11月30日 17時) (レス) id: 0cebd2e455 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - 124話で歌っている歌って、パラジクロロベンゼンかアンチクロロベンゼンですか?知りたいです! (2019年3月16日 17時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
黄龍(プロフ) - 読んでて、過去編で泣いてしまいました。二次制作でも同情しちゃいます。まだ全然読んでませんが、これからも読ませていただきます! (2016年12月7日 17時) (レス) id: 6bb3c9bdfb (このIDを非表示/違反報告)
リオ - すみません91話の後半の夢主のセリフ、三人ではなく四人ではないでしょうか (2016年1月26日 0時) (レス) id: f3169b7397 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:作戦隊長 | 作成日時:2014年4月26日 15時

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