797【紺青の拳】 ページ49
快斗side
快斗「ふわぁ〜疲れたあー･･･」
俺に濡れ衣を着せようとしたレオン・ローに仕返しがてら情報をかき集めホテルに戻るとドッと疲れが降ってきたときのこと。
さて寝ようとしたとき、ベッドの布団がモゾリと動いた。
快斗「ん？ 布団を間違えてんぞ名探偵････」
名探偵もドジなとこあんだなーと思ったのだが、
『ふにゃ････』zZＺ
快斗「え？」
え？
え？
気のせいだとは思うけど
今、布団の中から優世の鳴き声が聞こえたんだけど！？
ﾊﾞｻｯ
快斗「はっ！？」
『ｽｬｰ』zZＺ
な、な、な、なんでここに優世がいんのー！？
お、俺がが部屋を間違えたわけじゃないし！ちゃんと部屋の番号あってたし！
てことはまさか優世が部屋を間違えたの！？
快斗「お、おい････起きろ、優世！ お前の部屋はここじゃね───」
『しゃむい･･･』
ｷﾞｭｯ
快斗「ちょっ！？エッ！？」
俺のことを布団と間違えた優世は馬鹿力で腕を引っ張った。
彼女の上に覆い被さるようにして、床ドン。
じゃなくて！やってきた本人はなんで爆睡してんだよ！！ここはラブに繋がるシチュエーションだろ！？
『ん････』
快斗「(近いッ！ 近い！！)」
俺だけがドキドキするとかズルいだろ！！
つーか、首に腕をまわしてくるな！！近いんだって！！
ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ
あと数ミリで唇が当たってしまう距離にて
頼む･･･心臓の音止まってくれ。これじゃあ優世に聞かれちまう！
・
でもどうせ
コイツは････俺のこと･･･友達としか思ってくれないんだろ。
こんな音だけで優世は俺の気持ちに気づいてくんねえ。
快斗「俺は･････こんなに好きなのに･･･････」
･
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Silvia Silvermoon(プロフ) - なみさん» だって続きが気になって寝られたもんじゃ無いしさ＾＾;;;ある種の”中毒”ですねムフッ(*´ω｀*) (2021年2月4日 18時) (
レス) id: 2333e0e3ce (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - Silvia Silvermoonさん» ひゃぴっ！Σ(￣□￣;)お疲れ様です！わたしの作品なんて気にしなくてもいいんですよ！これより自分を大切に (2021年2月4日 18時) (レス) id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
Silvia Silvermoon(プロフ) - なみさん» 書き込むのが携帯(ガラケー)だと変換がおかしくなる時があってさ＾＾;;;で基本は家に帰って…って思うとコメント書いてて寝落ちしてる時が＾＾;;;でも、なみさんの作品はいつも読ませてもらってますから＾＾ｖ (2021年2月4日 16時) (レス) id: a4f679c1cb (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - Silvia Silvermoonさん» イエス！サンキューベリーマッチ(о´∀`о)というか(*´ω｀)人(´ω｀*)お久しぶりです〜 (2021年2月4日 10時) (レス) id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
Silvia Silvermoon(プロフ) - ん？797から684に戻るの?684ってたしかPart14に…ん？Part14の方は”684？”になってる… (2021年2月4日 10時) (レス) id: 2333e0e3ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真灯
| 作成日時：2021年1月20日 18時
