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安「あれ?梓さん?」
さっきまで隣にいたはずの彼女が一瞬で姿を消していた。
キョロキョロと辺りを見回すと、蘭さんたちの所で楽しくおしゃべりをしていた。
そういえば、ずっとコナンくんがあそこにいるな。
彼も探ろうとしているのだろうか。全く。本当に小学生なのか?
呆れながらお皿を拭いていると、梓さんの語り声が聞こえてきくる。
梓「優世ちゃんみたいなアルバイト生ならポアロは
それにそれに、転校生なら顔見知りもいないし、変装しちゃえばどこの高校だかバレません!!
ぜひっ! ぜひぜひ!ここで!!」
『ええっ!?でもこんな髪じゃすぐにバレますって!』
どうやら梓そんは、優世さんをポアロの店員に勧誘しているようだ。
それならこちらも大歓迎。彼女に近つくことができ、あの女の情報を手に入るかもしれないと一石二鳥なことだらけだから。
僕はすぐに手を洗い、厨房から離れた。
──────────
優世side
ど、ど、ど、どうしやそう優世さん。
梓さんからの猛アプローチが半端とまりません。
確かにポアロは素敵ですよ?働きたいよ?
けどね、飲食店は色んな人と顔を合わせるからコミュニケーション能力がないと私だとすぐに折れますよ。
ぼっちだったから!←←
すぐに辞める予想があるなら、ここで断っておかないと!
『いえいえ私、人見知りなので販売業はちょっと………』
安「では、厨房や掃除をお願いしますね」
『安室さん!?』
あなたもどこから出てきたんですか!?
園子「コショ優世完全にやられてるわね」
蘭「コショそうだね。二人とも目が輝いてるし」
コ(ははっ……安室さんは違う意味で輝いてると思う。
・・・優世さんバイト決まったな、これ)
ああああ、なんてこった! めちゃくちゃごり推しされてる!
どうしましょう。どうしても販売業で働きたくない!
『あの私、女子高生に苛められるの怖いです……』
安「僕が守りますから大丈夫です」
梓「私にも任せてください!炎上経験豊富ですから!」
くうぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!
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ましろなみ(プロフ) - ルルリアさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当になによりです (1月7日 17時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - あの………すみません。これホントに処女作です?マジですんばらしい作品ですね!謎が多くて読者も楽しみながら読むことができます!何周もさせてもらって今コメントしておりますが、いつ読んでも何回読んでも飽きないですっ! (1月3日 12時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - お話凄く面白くて一気読みさせて頂きました。しかし、←、(((、///を使っている部分が少し読みにくいと感じたので普通に出版されている小説同様に先程記した部分を消すともっと読みやすくなる気がします…。私の個人的理由なので不快でしたら無視してください (2022年4月4日 14時) (レス) @page18 id: 6f2367cc34 (このIDを非表示/違反報告)
麗那(プロフ) - なみさん» こちらの作品で使用させて頂きましたhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/reina100075/ (2021年2月7日 3時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
莉咲(プロフ) - なみさん» わぁぁありがたいですねぇ!!私なんかの小説からでもなみ様の神作品を見つけて下さってありがたいですぅ!! (2021年2月6日 19時) (レス) id: 0f6e4a6db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2020年6月23日 16時