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004 Shin.T side ページ4
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―――――――― その頃の月浪家。
ｼﾝ｢A、A〜。｣
さっきからAが見つからない。
ほんと、何なのさ!?
いつもいつも抜け出そうとして兄さんに怒られる前に引き止める俺の気持ちにもなってほしいゼ!!!!!!
っていうか、本当に……
ｼﾝ｢抜け出した……??｣
ｶﾙﾗ｢やはりか。｣
ｼﾝ｢兄さん!?｣
いつの間に……
ｶﾙﾗ｢１時間前に黒猫が歩いているのを見たからな。｣
全く、アイツは……と呟く兄さん。
ｼﾝ｢とにかく探さないとヤバイんじゃないの??｣
ｶﾙﾗ｢と、言いたいところだが。アイツも馬鹿ではないからな。恐らく、魔界にはもういない。｣
は!?
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作者名：Seika.K | 作成日時：2016年9月28日 7時
