漆黒の天使 *Changmin* (ページ2)

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接触ページ2

ﾁｬﾝﾐﾝ「…笑い声？」

今日はｶﾑﾊﾞｯｸのﾀﾞﾝｽﾚｯｽﾝ。
先にﾕﾉﾋｮﾝが来てるはずなのに明らかに第三者の声がする。

ﾁｬﾝﾐﾝ「女だ…。」

別に女が嫌いなわけじゃない。
ﾀﾞﾝｻｰの女が嫌いなだけ。
ｾｸｼｰなBODYは好きだけど、やたら体を必要以上にくっつけて来るのは迷惑な話。
それしきの事で僕を落とせると思われてることが不愉快極まりない。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ｱｧ…面倒くせ…。」

重い気持ちで練習室のﾄﾞｱを開けた。

ﾁｬﾝﾐﾝ「おはようございます…。」
ﾕﾉ「来たか。」

ﾋｮﾝの隣に女はいた。

視線は感じる。
でも絶対目は合わさない。

ﾙﾙ「あ！ﾁｬﾝﾐﾝさんだ！ﾙﾙです！よろしくお願いします！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「よろしく(ﾆｯｺﾘ)」

一見ﾊﾞｶっぽいけどｺｲﾂは無害。
要注意なのは…。

A「Aよ。あなたのﾊﾟｰﾄ」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾋｮﾝ！一度合わせましょう！」
A「…(肩をすくめる)」
ﾕﾉ「おいﾁｬﾝﾐﾝ…今の態度は」
ﾁｬﾝﾐﾝ「曲流して下さい！」

少しﾁﾔﾎﾔされたくらいで自分はいい女だと勘違いするような女。
誰が相手にするもんか。

A「…ｸｽｯ」

♪～♪♪～♪～

ﾁｬﾝﾐﾝ「ｽﾄｯﾌﾟ！」
ﾕﾉ「どうした？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「お前！どういうつもりだ？！」
A「え？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「必要以上に体を密着させるな？！」
A「密着？私は演出通りに動いてるだけで」
ﾁｬﾝﾐﾝ「今度！同じことをしたらただじゃ置かないからな！」

何が演出通りだ！
惚けやがって…！

♪～♪♪～♪～

ﾁｬﾝﾐﾝ「…近づくな。」
A「は？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「触るなって…！」
A「触ってない。」

♪～♪♪～♪～

ﾁｬﾝﾐﾝ「…いい加減にしろよ！？」
ﾕﾉ「ﾁｬﾝﾐﾝ(呆)」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾋｮﾝ！もう我慢できません！何度注意しても言うことを聞かないんですよ？！」
ﾕﾉ「ｱｰ…わかったわかった。立ち位置変える。ﾙﾙ、Aと代わって？こっちの演出若干変えるから２人で振り確認し合って？A来て。」
A「ﾌｯ…ﾊｲ。」

ﾋｮﾝの奴…追い出してくれればいいのに…！
ｱｰｱ。あんなに自分から密着させるなんて…。

ﾁｬﾝﾐﾝ「…そのうち利用されるぞ…。」