＊第９４話 ページ45
いざ開封！
「一個目…」
私が缶バッチを開けるところをみんなが興味津々に見ている。
「ジャン！お！うらた君だ！」
う「うぇーい！そらるさんお先〜」
そう言ってそらるさんをあおっている笑
そ「A、うらた君はほっといて早く次開けよう。」
「うん笑次は〜ジャン！坂田君！」
さ「やった！そらるさん俺もお先でーす！ｗ」
そういってまたそらるさんをあおる笑
そして、何個か開けていくけど、そらるさんがなかなか出ない。
今10個開けたところだけど、坂田君2枚うらた君3枚まふくん5枚出た。
「なんでそらるさんでないの〜；；」
そ「Aが俺のこと引いてくれない…」
そういって、いったん開ける手を止め絶賛落ち込んでいる最中
(このままそらるさん出なかったらどうしよう…)
ま「ほ、ほらほら、まだあと半分あるから！」
「うん…。」
そう言ってもう一度開けていく。
坂田君。うらた君。うらた君…
だめだ、本当に出ない。こんなことってあるだろうか。
そうあきらめかけた14枚目…
「…⁉来た！来た来た！え！ほんとに⁉え⁉」
興奮してしまって、言葉が言葉にならなかった。
そ「ビクッ！俺出た？」
私におどろいてみんなが私の手の中にある缶バッジを覗き込んでくる。
そ「あ。俺のサイン入り缶バッジだ。」
そうなんです。実は、やっとそらるさんが出たと思ったら、サイン入りだったのです。
今まで出なかったのはきっとこのためだったんだね。
「嬉しいぃ〜(´；ω；`)ｳｯ」
そういって彼方くんに泣きながら抱き着く。
そ「はいはい。良かったね。」
「うん…ほんとによかったよぉ；；」
そういって頭を優しくなでてくれる。
う「こりゃもうだめだな。」
さ「だな。もう俺らの前でいちゃつくのが普通になってきた」
ま「だね・・・。」
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作者名：sena | 作成日時：2022年1月19日 23時
