四季折々を君と２【srr】 (ページ38)

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＊第８７話ページ38

「いたっ…やめてください・・！」

必死に抵抗するもむなしく、細道に連れ込まれそうになる。

もうだめかも…そうあきらめかけた時に

バッ

急に反対の腕を掴まれた。

？「おい。離せよ。」

振り向くと、そこには私がずっと探していた大好きな人がいた。

「彼方くん‥！」

男「はぁ？誰だよてめえ」

彼方くんに驚いて男が少し手を掴む手が緩んだのでそのすきに振り払う。

すると、彼方くんは私を彼方くんの後ろに隠してくれた。

そ「お前には関係ない。」

男「チッ。男いんのかよ。もういいわ。」

そう言って男性は去っていった

そ「A…大丈夫？」

彼方くんは、さっきまでとは変わってとてもやさしい声で話しかけてくれる。

「こわ・・かっ・・た。」

そういうと、彼方くんは優しく抱きしめてくれた。

そのぬくもりはとてもやさしくてさっきまでの気持ちが少しずつ和らいでいった。

そ「ちょっとすわろっか。」

そう言って、近くの公園に向かう。

そ「落ち着いた…？」

「うん。ごめん迷惑かけちゃって…助けてくれてありがとう！彼方くんが居なかったら私どうなってたか笑」