＊第７１話 ページ22
そらるside
Aになんとか名前呼び＆敬語なしにさせることができた。
頑張って名前を呼ぶところとか、可愛すぎる。
俺は思わずAをだきしめた。
最初は驚いていたが、Aも抱きしめ返してくれた。
しばらく抱きしめ合い、体を離すと目が合う。
やばい。キス…したい。
そう思った瞬間に、顔が近づいていく。
もしAがいやがったらやめよう、そう思った。
しかし、楽屋でしようとしたときと同じようにAは目を瞑って受け入れてくれた。
そうして、短くキスを落とす。
最初は少し驚いた顔をしていたが、すぐに顔が真っ赤になる。
それがまた可愛くて何回も何回もキスを重ねる。
「はぁっ‥んん…はぁ…」
Aの息遣いが聞こえる。
俺の理性は飛ぶ寸前だった。
俺の理性が飛ぶ前になんとかAを離さないと。
そ「ごめん。やりすぎた…」
そう言い、Aをはなす。
すると俺の服の袖をつかみ、
「彼方くんなら…嫌じゃない。」
そ「そんなこといったら俺の理性なくなるんだけど。」
「…大丈夫・・！」
そういわれ、ベッドにつれていく。
そ「…本当に後悔しない・・？」
「う・・うん。」
そういう彼女の体は震えていた。
そ「はぁ〜・・・」
ﾄﾞｻｯ
そういってベッドに仰向けになる。
「？？？」
Aはキョトンとした目でこちらをみている。
そ「あのな、俺は無理やりそういうことしたいわけじゃないから。Aのペースに合わせたいの。だから、無理しないで。」
「・・・ごめん・・なさい・・・」
そういってシュンとする彼女の頭をなでる。
そ「ほら。おいで。」
そういって手招きすると、ベッドに一緒に横になり、俺の腕の中にすっぽりと納まる。
そのまま抱きしめ
そ「これからは、無理したりうそついたりするの禁止な。」
「うんっ」
そういって上目遣いでこちらを見てくる。
俺の彼女はどうしてこうもすきがないというかすきだらけというか…
まあそういうところも好きなんだけど。
そ「おやすみ」
「おやすみなさい！」
そういって二人眠りにつく。
俺は今日の余韻に浸りまだ眠れなかったが、Aは俺の腕の中でスーッと寝息を立てながら寝始めた。
ほんと警戒心ないなこいつ笑
まあ信用されてるのは嬉しいけどちょっと・・ね笑
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作者名：sena | 作成日時：2022年1月19日 23時
