第六話 『ドイツノキオク』 ページ7
グルッペンside
トン「とりあえず、これが俺のとこの資料庫にあった資料のコピーな。一応全部持ってきたんやけど」
「すごい量だな…こことは大違いだ。」
ざっと100以上はあるな。
トン「あ、一通り目は通させてもらったで」
「そうか。…む。この別にまとめてあるのは？」
トン「俺の独断で判断した関連性のあるもの」
「つまりはヒトラー総統の後継者の残したもの、ということか？」
トン「そやね。それの記録ってことや。」
「！これは…」
『サリアス国の独立の真相』
『サリアス国総司令官身内暗殺計画ｰヒトラー総統の遺言ｰ』
『サリアス国総司令官暗殺実行者名簿』
そして、最後の資料の見出し。
.
『サリアス国総司令官→サリアス国軍長資料』
正直、全てがわかったわけではない。
が、掻い摘んでまとめると
サリアス国はドイツの最東の
『スリナ』という地域と
ドイツ最南の『アマサーマ』という地域の
共同暴動作戦により独立したとのこと。
…その時の総統はあのヒトラーであったそうだ。
その独立運動はヒトラー総統初の失態。
世界各国に広まれば恥になりかねない。
だからヒトラーはこの独立を隠し、
独立運動の中心となった一家
『レマネス』の血筋の者を
全て抹殺しろ
と命じた。
もちろん、関連性のある資料も全て焼けと。
だが、スターリンはそれがドイツの最大の弱点であることを知り
資料を彼以外知られていない場所へ隠した。
なんとなく、お分かりいただけただろうか？
そして、現在サリアス国軍長。
Aについて。
年齢、生年月日、生まれた国
全てが不明、とあった。
ただ分かったことは
ドイツ軍の、1人であったということのみ。
…しかし、記録では死亡したことになっていた。
レマネス一家の、長男以外は。
「…だから、か。」
そう、小さく呟いた。
まるで、全てを受け入れたように。
現ドイツ軍総統、グルッペンは小さく呟いた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
管理人[梟](プロフ) - 最後まで読ませていただきました！脅威さんが何か可愛くて和みましたw謎多き主人公君…私の馬鹿な頭じゃ理解が追い付かなそうでgkbrしてます( ;´･ω･`)更新お待ちしています！御疲れの出ませんように…(´∇｀) (2017年9月7日 4時) (
レス) id: 7cfb6f3ef2 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 更新した日のhit数の増え方ありがたいm(_ _)m (2017年6月3日 16時) (レス) id: a3c3780cff (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - マロンクリームさん» コメントありがとうございます(〜'ω' )〜不定期更新ですが最後までお付き合いいただけたら嬉しいです('ω') (2017年5月21日 15時) (レス) id: a3c3780cff (このIDを非表示/違反報告)
マロンクリーム - 夢主君の秘密が・・・|дﾟ)面白いです(*´▽｀*)更新楽しみに待ってます(。-`ω-) (2017年5月21日 10時) (レス) id: 9f03df5593 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シキ | 作成日時：2017年5月19日 8時
