□8話■ ページ8
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慣れないことをするのは疲れる
予想外のことに巻き込まれるのは、もっと疲れる。
「よっ、ニノ〜!!あれ？なんか疲れてる？」
和也「その台詞、もう10回くらい言われました」
「ありゃりゃ(笑)」
本日何回目かの台詞に苦笑いをしながら
大学の友人に挨拶をする。
疲れるのも無理はない。
昨日は色んなことが起き過ぎた。
昨日は夜ご飯を食べた後すぐ寝て、
今朝は まだ寝ていたわんこを置いて勝手に学校に来てしまった。
和也「ねぇ」
「んー？」
和也「今日何曜日だっけ？」
「えっとー、木曜」
ってことは、今日は居酒屋か…
バイトまで時間あるから、一旦帰ろ。
いつもは何処かで時間潰すけど、
今日は授業が終わると家に向かった。
わんこ、流石にもう起きてるかな。
てゆーか、あいつ大学とか通ってんのか？
そんなことを考えてると
あっという間にアパートに着いた。
和也「ただいまー…」ガチャ
一応そう言いながら入ってみるけど
部屋の中から気配は感じない。
その代わりに
ガチャッ
A「お帰りなさいっ！」
隣の部屋のドアが開いた。
和也「おー、おはよ」
A「もう夕方ですけどね」
和也「…本当に住むの？」
A「はい！」
そんな満面の笑みで言われちゃあね…
まあ変な奴に引っかかるよりはマシか。
A「あの、ちょっとお話いいですか？」
和也「あぁ、バイトまでなら」
立ち話もなんだし、俺の部屋に入れることにした。
二度目となっちゃ、もうあまり抵抗もない。
和也「それで？」
A「昨日は、本当にありがとうございました」
和也「ほんと、感謝して下さいね」
A「…。」
和也「冗談だよ(笑) 住むとこ決まってよかったね」
A「はい！大家さん優しくて感激しました！！」
和也「あの人、女の子に甘いから」
A「え？でも二宮さんは男ですよね？」
和也「あぁ、俺は営業スマイルが可愛いから」ニコ
A「(営業スマイル…？)」
俺も昔、どうしてもこっちに戻って来たくて
親の反対を押し切って物件を探してた時に
大家さんに出会ったんだ。
またあの子に会えれば
とは思ってた。
まさか、編入した高校に
あの子がいるなんて思ってもなかったけど。
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爽歌。(プロフ) - ほのさん» うわあぁぁあ嬉しいお言葉ありがとうございます( ；∀；)！尊敬だなんてそんな…恐縮です。ありがとうございます(*´ー｀*) (2018年1月4日 20時) (
レス) id: d17e2cbc48 (このIDを非表示/違反報告)
ほの - うわあぁ作者様の小説ヤバいですっ！ 尊敬します^ω^ (2018年1月4日 14時) (レス) id: 0fc2d2ce3a (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - みぃこさん» 有難うございます、そう言っていただけて嬉しいです( ;∀;)頑張ります！ (2016年8月8日 16時) (レス) id: 5ab2042512 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - これからの更新楽しみです☆ (2016年8月7日 6時) (レス) id: 140a97b02d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽歌。
| 作成日時：2016年7月17日 1時
