然音学園物語【イラストあり？】 (ページ12)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:841 hit

助けてページ12

12話
―――――――――――――――――――

頭いてぇ．．．攻撃されたところは．．．隠したら大丈夫かな．．．

とりあえず殺さねーと

敵
「やぁ」

敵が話しかけてきた。お前となんか話したくない。無視して攻撃しようとしたとき

敵
「あぁ、攻撃はさせないよ？」

犬奈
「っ．．．！離せ！」

私の腕をがっしりと掴まれた。

強い、骨が折れそう

敵
「ん～離すわけにはいかないなぁ、この子持って帰ろうかなぁ」

犬奈
「はぁ？！なに言ってんだよ！」

そう言って私は捕まれた腕を振り下ろした

でも掴んだまま離さない

佳那斗
「やめてもらえるかな？不良悪魔はさっさと死んでよ」

そういうと佳那斗は持っていた刀を振り落として、敵の腕を斬った

敵
「へぇ．．．よくやるじゃん」

その腕はすぐに再生し、佳那斗を攻撃した

私はすぐさま20本ほどナイフを投げた

ナイフは敵に直撃し、毒を食らった

はずなのに、なぜか何事もなかったかのように私の方を見た

敵
「．．．こんなの効くわけないじゃん。俺がどれだけ強いと思ってるの」

翼
「っと．．．！」

翼が敵の後ろに来た

そして持っている鋭い棒を敵の心臓に刺したのだ

敵
「グ．．．アッ．．．」

敵はもがき苦しんでいる

再生もできてないみたいだ

翼
「敵の急所は心臓。再生持ちでも再生ができにくくなるんだ」

犬奈
「そうなのか．．．」

佳那斗
「そうなんだ、じゃあ心臓を狙えばいいんだね」

翼
「そういうこと」

敵
「ぐっ．．．フゥ．．．フゥ．．．」

さっきの敵が心臓を抑えながら息を切らしてこっちに来た

私は心臓にナイフを刺し、他の敵がいるところに行こうとしたのだが、敵はまた私の腕を掴んだ

敵
「油断したのかなぁ？俺はそんなすぐには死なないよｸｽｽ」

敵はまだ死んでなかった。私はもう体力があまり残ってない

攻撃されて、体中が痛い。

もう、どうすることもできない。

敵
「俺はマクア。上の中ぐらいの強さかな．．．君には勝てっこないよ、諦めな」

そうだ、諦めるしかできない

私は弱い。皆の役にも立てない、このまま．．．

マクア
「ん～君の名前も教えてほしいけど、とりあえず俺についてきてくれるかなぁ？」

．．．やっぱり、やっぱり諦めるなんて嫌だ

犬奈
「嫌だ！お前になんか従うか！」

マクア
「えぇ．．．」

.