然音学園 ページ1
一話
―――――
あるところに
然音学園
という学園がある。
その学園の周り
その学園がある町
丸い、ドームみたいなので囲われている。
その理由
とは――――――――――。
結衣
「おはよー！！」
A
「あ、おはよ！」
あの子は
雨桜海 結衣(うさみ ゆい)
いつも元気で積極的な女の子。
私の大切な友達なんだ。
結衣から話しかけてきて、それから仲良くなって今に至る
私と同い年でクラスも同じ。中学一年生だ。そしてクラスは一組
他にも友達がいるから、後々紹介するね
結衣
「朝、来るの早いんだねー！」
A
「えーそんなことないよ！結衣も来るの早いじゃん！」
結衣
「そうかな？ありがとね！」
結衣と会話していて、ふと横を見た
A
「うわっ！！！」
犬奈
「あ？なんだよ。」
結衣
「あ！犬奈、おはよ！」
犬奈
「おはよー」
A
「び、びっくりした―...ふと横見たら犬奈がいたから...」
犬奈
「なんだ、そんなことかよ」
この子は
未黒 犬奈(みこく けんな)
この子はいつの間にか隣りにいたり近くにいることが多い。
気配も全然しないし、まばたき一回すれば目の前にいたこともある...
ちょっと男子口調なんだ。
しかもこの子は全然笑わない。くすぐっても、変顔をしても、面白い話をしても。
ずっと真顔。正直少し怖い...
でも大切な友達。
この子も一緒のクラスで同い年
A
「うっ、うん。急にいるもんだから、慣れなくって...ヘヘッ...」
犬奈
「ま、いいや」
結衣
「そろそろ席についたほうがいいかもね」
犬奈
「あーそうだな」
A
「それじゃあ、また後でね！」
犬奈
「おう」
結衣
「またね！」
あれ、一人、いないな
休みなのかな
もしかして、遅刻とか...
先生
「あれ、道近はまだなのか。」
ｶﾞﾗﾗ
先生
「あ、来たか。」
道近
「...あ、すみません...」
先生
「今度から気をつけろよ」
道近
「...はい」
ｸｽｸｽ
生徒1
「陰キャが遅刻したぞーｗｗもっと嫌われるんじゃねｗ」ｺｿｺｿ
生徒2
「それなｗよく遅刻してまでも学校来れるよなｗｗ」ｺｿｺｿ
道近
「...」
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作者名：然音 x他3人 | 作成日時：2020年7月10日 21時
