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助けて ページ12

12話
―――――――――――――――――――




頭いてぇ...攻撃されたところは...隠したら大丈夫かな...




とりあえず殺さねーと





「やぁ」



敵が話しかけてきた。お前となんか話したくない。無視して攻撃しようとしたとき





「あぁ、攻撃はさせないよ?」




犬奈
「っ...!離せ!」



私の腕をがっしりと掴まれた。


強い、骨が折れそう





「ん〜離すわけにはいかないなぁ、この子持って帰ろうかなぁ」




犬奈
「はぁ?!なに言ってんだよ!」


そう言って私は捕まれた腕を振り下ろした


でも掴んだまま離さない




佳那斗
「やめてもらえるかな?不良悪魔はさっさと死んでよ」




そういうと佳那斗は持っていた刀を振り落として、敵の腕を斬った





「へぇ...よくやるじゃん」




その腕はすぐに再生し、佳那斗を攻撃した




私はすぐさま20本ほどナイフを投げた


ナイフは敵に直撃し、毒を食らった




はずなのに、なぜか何事もなかったかのように私の方を見た





「...こんなの効くわけないじゃん。俺がどれだけ強いと思ってるの」






「っと...!」




翼が敵の後ろに来た



そして持っている鋭い棒を敵の心臓に刺したのだ






「グ...アッ...」




敵はもがき苦しんでいる



再生もできてないみたいだ





「敵の急所は心臓。再生持ちでも再生ができにくくなるんだ」





犬奈
「そうなのか...」



佳那斗
「そうなんだ、じゃあ心臓を狙えばいいんだね」





「そういうこと」





「ぐっ...フゥ...フゥ...」




さっきの敵が心臓を抑えながら息を切らしてこっちに来た



私は心臓にナイフを刺し、他の敵がいるところに行こうとしたのだが、敵はまた私の腕を掴んだ






「油断したのかなぁ?俺はそんなすぐには死なないよクスス」




敵はまだ死んでなかった。私はもう体力があまり残ってない



攻撃されて、体中が痛い。



もう、どうすることもできない。






「俺はマクア。上の中ぐらいの強さかな...君には勝てっこないよ、諦めな」




そうだ、諦めるしかできない



私は弱い。皆の役にも立てない、このまま...




マクア
「ん〜君の名前も教えてほしいけど、とりあえず俺についてきてくれるかなぁ?」



...やっぱり、やっぱり諦めるなんて嫌だ



犬奈
「嫌だ!お前になんか従うか!」





マクア
「えぇ...」





.

マクアに従え→←破壊



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作者名:然音 x他3人 | 作成日時:2020年7月10日 21時

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