四角い口の後輩くん 【2】

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「“いいなあ、修学旅行とか懐かしい“」

TH「去年楽しかった？」

「“めっちゃ楽しかった笑”」

TH「… ねえ、A？」

「“んー？“」




会いたいって思わないの？




TH「 … 今そっち何時なの？」





言えなかった 、


Aはきっと分かってる

俺が言って欲しい言葉も今どう思ってるかも


だけど、それを言わないのはAは素直にそういうことを言えない性格なのと、言葉にしたら余計に会いたくなるから



「“テヒョンくんと同じ“」

TH「え、？」

「“日本と韓国って時差ないんだよ？“」

TH「知らなかった！！笑」

「“勉強しな〜〜笑“」




だから俺が素直じゃなくちゃ



TH「… 、A〜、会いたいなあ」

「“ よし、キムテヒョン君！“」

TH「え？は、はい！」

「“これから3日間電話は禁止します！“」

TH「え、ちょ、なんで！」

「“こういう行事の時は、恋人を優先するより友達を優先すること、！友達って永遠だからね？

今電話してる間も、同室の子は暇だしつまらないでしょ？それに、残りの3日間我慢してやっと会えた時 絶対幸せじゃん、！

存分に修学旅行を楽しんできて欲しいの“」





こういうところで、やっぱりAはヌナだなって思う


俺には考えられてなかった



通話時間を見るともう30分をすぎていた
けれど、ジミンは風呂から出てこない



気を遣わせてるのか、




TH「、うん 」

「“… 私も会いたいしテヒョン君の顔を見たいけど、

それよりテヒョン君が買ってきてくれるお土産が楽しみ(」

TH「え？うそでしょ？そこ？笑」

「“そこしか考えてなかった“」(

TH「ヤー！俺に会いたいだけでいいじゃん！」

「“ふふ っ めーっちゃ会いたい“」

TH「… はあ、もう」



ずるいんだよ本当に


TH「じゃあ、3日後？」

「“ うん、3日後“」

TH「やっぱ無理ー！切りたくない！！」

「“ 切るよー“」

TH「え！あっけなくない？！」




普通に話してるけど3日も声聞けないんだよ？！


しんどくない？え？俺だけなの？！



「“もう会えないわけじゃないし笑“」

TH「 そうだけど〜、」

「“もう！笑 これ終わらないよ？“」

TH「うう〜、」



そんなこと言いながらも切らないあたり、少し寂しいとか思ってるのかな


それなら嬉しいんだけど





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