私の幸せII (ページ6)

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王の教室(ロイヤル・ワン)

かつて魔王が使用したとされる教室

学校に徹底保全され現在は使用されていない

「王の教室」その言葉を聞いた瞬間からカルエゴ先生の後ろからケロベロス出てきてバチバチと威嚇をしている

ｶﾙ「あそこは我が校が誇る名誉教室だ。貴様らごときが使用するなど身の程を知れ」

あまりに圧迫感と本能が訴えかける恐怖心が私たちを後ずさりさせる

ﾘｰﾄﾞ「イルマくん…これは…」

ｲﾙ「ごときねぇ…悪魔学校教員、過半数の指導許可書を2週間以内に集める。いかがですか？」

ｶﾙ「教職員全員の許可書3日以内…加えて王の教師に手出しする以上それ相応のリスクも覚悟して…」

ｲﾙ「はーい交渉成立」

とイルマくんはカルエゴ先生の手をとってパシッと手を叩いて

ｲﾙ「約束破るなよ先生。粛に」

と席を立って撤退をして行った

ｸﾗ「粛にー！」

ｶﾑｲ「粛にー」

『粛に！ですよー先生！』

とみんなでカルエゴ先生の口癖を言いながら退室して先生を煽っておいた

職員室の扉を開けると気になっていたらしい生徒が盗み聞きをしていた

ｲﾙ「おっのぞきか？まさか「王の教室」の前にゴミは捨てないよな？」

と数名の生徒に言い捨て帰って行った

ーー

ﾘｰﾄﾞ「うん。ムリだろ」

教室に戻る途中リードさんが言った
確かに教職員全員の許可書を3日以内では部が悪すぎる

ｲﾙ「あれくらいの条件は想定の範囲内だ」

ｲﾙ「俺はムリなことだからこそ意味があると思ってんだ。悪魔学校の全員を見返してやるチャンスだ」

ｲﾙ「やってやろうじゃねーか。俺たちで教室全員籠絡！」

とこの無理難題条件に燃えているようだった
どうやら作戦があるようでイルマくんはジャズさんを指名して

ｲﾙ「カルエゴ卿の私物を盗る！」

と宣言した

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