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『クララー!!どこにいるの!!』
声を出しながら周りを見てクララがいないか確認する。さっきの場所に近づいているから、地響きがすごい。アメリちゃんとオペラさんが戦っているのだろう
いっその事そこまで戻ったらクララはいるのではないのかと思い、急いで戻る
ーー
『クララ!』
さっきの場所まで戻ってきて、クララを呼ぶ
今はアメリちゃん1人で戦っているようで少し離れたところから見回した
オペラ「Aさん!」
『オペラさん!クララがいないんです!』
オペラ「いますよ。」
クラ「ばぁ!」
とオペラさんの後ろから顔をひょこっと出してきた
『っはぁ〜』
とヘナヘナとその場に座り込んでしまった
オペラ「おや、大丈夫ですか?」
『よかった…クララが急にいなくなって、巻き込まれてたらどうしようって…』
オペラ「クララさん、オトモダチを心配させてはいけませんよ。」
クラ「A、ごめんね」
『んーん、無事でよかったよ』
とぎゅっと抱きしめた。
ほんとによかった、なんともなかったみたいだし、クララはきっとなにか武器をと思ってこっちに戻ってきたのだろう。
オペラ「Aさん口塞いで!」
とオペラさんが叫ぶので、咄嗟にパッと口を押さえる
どうやらパンサー・ラッドが最後の力を振り絞って毒ガスを吹いたようだった
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作者名:澄(すみ) | 作成日時:2024年3月17日 16時