Episode29 ページ31
-松川side-
この後の練習のために、選手だけで反省会を行うので、円になって床に座った。
良かったこと、悪かったところ、改善するためにするべきことなどを話していると、ベンチに座ってそれを聞いていたAちゃんが、追加で細かく選手1人1人の動きについて教えてくれた。
岩「如月、ほんとすげぇな。」
花「おぉ、気づかなかったところまで見ててくれてるしな。」
『…別に。そんなことより、烏野のチビと1年セッターのあれ。』
及「あの神技速攻ね。あれに随分苦戦してたみたいだね。」
『速攻だけじゃない、わかったと思うけどあのチビ囮としても優秀。全員ブロック振り回されてたしな。』
最後の一言……まぁ確かにそうだったな。みんなバツが悪そうに目を逸らす。
『まぁ、初見じゃしょうがねぇわ。あのチビは飛ぶ度に自分が打つ気でいたからそれに引っ張られるのもわかる。あたしもそうだった。』
!!…以外だな。Aちゃん程周りが見えてれば早々引っかからないと思ったけど。
金「それじゃあ、もし次試合したときどうしたら…」
『言っただろ、"初見じゃ"って。見てれば自然に慣れる。
あのチビ、ボールの扱いド下手くそだしコースうちわけできないだろうし、最悪ブロックつかなくていいだろ。』
及「そうだね…、ブロックで止められるのが1番いいけど、それもありかもね。」
『あれがどうにかなれば、勝てないわけねぇ。あたしからはこんだけ。まだなんかあれば話し合い続けろ。』
そう言ってノートを閉じた。
いつも素っ気ないけど、真面目に向き合ってくれる彼女からでた言葉。
岩「如月の言う通りだな。あの速攻にビビリすぎてたな。」
及「次こそ烏野をこてんぱんにしてやろう。その為にさっきの反省思い出して、練習始めるよ!!」
及川の一声で、俺達は気合を入れ練習を始めた。
↓↓↓
どうも、私です(`・ω・´)
いつもの、書きたい所以外は壊滅的に話が纏まらなくてグダグダになる悪い癖がでちゃいますね…(´・ω・`)
まぁ、書きたい所もちゃんと纏まってるってわけじゃないんですけどね( ˘ω˘)しんど( ˘ω˘)
拙い作品ですが、これからも少しでも楽しんで頂ければと思います。
ご指摘等ありましたら、コメントにて教えてくださると嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします!ねむい!
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作者名:かみなづき | 作成日時:2018年9月8日 3時