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Episode22 ページ24

俺達の降りる駅につき、改札を出て北口の階段を降りる。そこで、俺と花巻は別れる。



駅から家までチャリで来ている花は、自分のチャリを探す。



花「俺こっちだけどAちゃんどっち方面?」


『…あっち。』


松「ん、じゃあ俺と一緒だね。送ってく。」


花「松、よろしくな。」


『は?』


松「まかせろ。じゃあまた明日。」


花「また明日!Aちゃんもバイバイ!」




チャリ見つけ鍵を外し、速やかに乗って手を振りながら花は帰っていった。



松「俺らも行こっか。」


『一人で平気だけど。』


松「暗いし危ないべ。送らせて?」


『…勝手にすれば。』


松「うん、そーする。」



ぶっきら棒に言って歩き出したAちゃんの後を追って、俺も隣を歩いた。




静寂の中、二人分の足音だけが響く。

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作者名:かみなづき | 作成日時:2018年9月8日 3時

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