姉妹校京都校 ページ18
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伊地知さんに事のあらましを伝えれば、連絡を入れてくれるそうだ。
伊地知さん用にお土産用意しようと決め、後程メールをくれると言って電話を切ろうとした。
『Aくーん待ってーお土産なんだけど〜』
「……五条さんの分はお土産は無いですよ」
『え"？！なんで？！用意してよ！！』
切りますね、と言えば真面目な話だから！と叫ばれた。
『別に伝えなくても良いかなーって思ったけどそっちの生徒に会うなら話は別だ。報告上君は呪術師としての活動は困難の状態だ』
だけど実際は普通にバリバリに動ける状態で、報告と矛盾してしまう。
「呪霊と出会っても、こっちの呪術師が喧嘩吹っ掛けても相手するな、って事ですか」
『そういう事、どーせならお披露目は交流会にってね』
「……何か企んでませんか？」
別に、と短い返事だが相変わらずの煽りが入っているせいが少しイラッとする。
『それじゃあお土産よろしくね！』
その言葉を最後に電話が切れる。
結局その日には行けず、次の日に京都校へ足を運ばせた。
指定された時間に間に合う様に電車で向かう。
仕事着では無い事に少々違和感と恥ずかしさがあり、複雑な心境だった。
最寄り駅で降りてタクシーで20分ほど走って、漸く辿り着く。
東京校より大きめの門に、思わず見上げる。
「流石京都って感じですね」
「あ"、もう来てる」
複数の足音、3人こちらに向かってきていた。
1人小走りでやってきて、こんにちは、と挨拶をすればこんにちはと返してくれる。
昨日見た子と、糸目で和服を来た男性とどこかしら真希さんと雰囲気が似ている女性。
「昨日ぶりですね。こちら落し物のご確認を」
「わ、ありがとうございます！良かったー」
チャック付きの透明な袋に入れた状態で渡せば、安心した表情に思わず微笑む。
「あ、私三輪霞と言います。昨日はありがとうございました！」
「呪術高専東京校、1年の副担任の虎杖Aです」
「え？！東京校の教師だったんですか？！？！」
どうやらそこまでの情報は入っていなかった様で、3人とも驚きの表情を見せていた。
「これはご丁寧に、私は3年の加茂憲紀です」
「……2年の禅院真依よ」
加茂と名乗った子は微笑み、真衣と名乗った子は少し不快そうな表情をしたが直ぐに笑顔になった。
なにはともあれ私はいつも通りゆるりと微笑む。
「どうぞ、よろしくお願いします」
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！ (2021年5月21日 9時) (
レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
椎名魏(プロフ) - たきさん» たきさん、コメありがとうございます！好きと言ってくださってありがとうございます…頑張って更新していきますので、楽しみにして頂けたら幸いです。 (2021年4月27日 22時) (レス) id: 7e43feffbc (このIDを非表示/違反報告)
たき(プロフ) - 好きです！(唐突) Fateも呪術廻戦も好きなので、この作品はドンピシャです！作ってくれたことに感謝しかありません！お忙しい中大変とは思いますが、ほどほどに更新頑張ってください！応援しています！！ (2021年3月15日 23時) (レス) id: 8363423ed4 (このIDを非表示/違反報告)
椎名魏(プロフ) - ミリさん» コメありがとうございます。ンンン意図を読み取ってくれて嬉しいです！存在しない記憶は存在しないからこそ存在しない記憶なんですよ！！もう、意図を読み取ってくれた事が嬉しすぎて...ありがとうございます...頑張ってお話進めます...好きと言ってくれて感謝感激です (2021年2月14日 10時) (レス) id: 9ede5cc8ab (このIDを非表示/違反報告)
ミリ(プロフ) - 存在しない記憶…今そういうことかと気づきました…！今日お話がまるっと消えて別のお話が新しく更新されてるのがもう…好きです…これからも応援しています。 (2021年2月14日 0時) (レス) id: e2a1d964c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名魏 | 作成日時：2021年1月22日 18時
