説明求む ページ2
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「五条さん。詳しく最初から"ご丁寧"に説明をお願いします」
かの有名の、と言われても呪術界の情勢などまだ触れて間もないというのに、細かい所は未だに分からない事が多い。
「式神使い、って結構いるんだけど、その中でもトップに入るお家が神代家。神代家の術式は、
ヘタしたらボク死んじゃう、と笑いながら言うと伏黒は何故、と問うた。
「お願い事、命令に値する対価があれば必ず実行する、そういう術式」
成程、と誰もが納得する内容だった。
「で、まぁ記録によるといざこざがあってお家潰れちゃったーって思ったけど、潰れる前に絶縁してた人がいたのよ。それがこの子の曾曾々おばあちゃん」
「まぁ家系事情は分かったとして、体験入学って何？」
大事なことだ、元が呪術師の家系とはいえ今の今まで一般人だった子が呪術高専に体験入学するとは。
「ご本人の意思でね、呪術を学んでみたいとさ。彼女に呪術関係者なんていなかったし、手っ取り早くここで体験入学させちゃえ！っていう魂胆さ」
「因みにですがその話、夜蛾学長は？」
「了承済みだよ」
「いつ決まりましたか？」
「三日前」
にこにこ、にこにこと両者は笑っているが私はその話を聞いていない。
いやそもそも起きて直ぐの話だから聞いてなくて当然かもしれないが、話の内容は完全に知っておかないといけないはずだ。
どうしようもない怒りが手に力が入り、槍に見立てていた棒がみしり、と音を立てた。
「え、まさか、おこ？でも君起きたばっかりだったよね？」
「それでも昨日お会いしましたよね？」
「忘れてた、ゴメン許して」
語尾にハートマークが付きそうなぐらいな態度にまた、みし、と音がした。
「A先生、この人こういう事があるんでスルーした方が良いですよ」
「今回は少し許せないので冷蔵庫のプリン食べたこと暴露します」
悠仁が間違えて食べてしまったのを一口貰った、という言葉は抜いておく。
「ちょっと？！あれ期間限定のプリンでちょっとお高いやつだったんだけど？！？！」
「日頃の行いの悪さね」
釘崎の言葉に頷き、嘆息をこぼしながら肩の力を抜いた。
「忙しくなるのは変わりなさそうですね」
太陽の日差しが変わらずさんさんと輝いていた。
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！ (2021年5月21日 9時) (
レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
椎名魏(プロフ) - たきさん» たきさん、コメありがとうございます！好きと言ってくださってありがとうございます…頑張って更新していきますので、楽しみにして頂けたら幸いです。 (2021年4月27日 22時) (レス) id: 7e43feffbc (このIDを非表示/違反報告)
たき(プロフ) - 好きです！(唐突) Fateも呪術廻戦も好きなので、この作品はドンピシャです！作ってくれたことに感謝しかありません！お忙しい中大変とは思いますが、ほどほどに更新頑張ってください！応援しています！！ (2021年3月15日 23時) (レス) id: 8363423ed4 (このIDを非表示/違反報告)
椎名魏(プロフ) - ミリさん» コメありがとうございます。ンンン意図を読み取ってくれて嬉しいです！存在しない記憶は存在しないからこそ存在しない記憶なんですよ！！もう、意図を読み取ってくれた事が嬉しすぎて...ありがとうございます...頑張ってお話進めます...好きと言ってくれて感謝感激です (2021年2月14日 10時) (レス) id: 9ede5cc8ab (このIDを非表示/違反報告)
ミリ(プロフ) - 存在しない記憶…今そういうことかと気づきました…！今日お話がまるっと消えて別のお話が新しく更新されてるのがもう…好きです…これからも応援しています。 (2021年2月14日 0時) (レス) id: e2a1d964c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名魏 | 作成日時：2021年1月22日 18時
