ローズマリー1 ページ1
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小学四年生のとき。
ゴールデンレトリバーの「ウィリー」を亡くしました。
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その日は市の音楽大会の日で、朝早くから家を出て、同じクラスのみんなとはしゃぎながら会場に向かいました。
今までこの日のために精一杯歌えるように頑張ってきました。
舞台に立ったとき、緊張しながらも精一杯歌うことしか頭になかったです。
このときにはもう、居なくなっていたのかもしれません。
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「じゃーね美奈、また明日」
『うん!じゃーね!』
家に一緒に帰っていた友達と別れて家に入るといつもとは違う雰囲気で。
とても戸惑ったのを覚えています。
リビングを覗き込むと家族が泣いていました。
『な・・・何があったの・・・』
「美奈!ウィリーが・・・!」
リビングの真ん中には冷たくなったウィリーが横たわっていました。
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椎名心音(プロフ) - 愛斗さん» はい!ありがとうございます! (2015年10月4日 19時) (レス) id: fceaad6e8c (このIDを非表示/違反報告)
愛斗(プロフ) - 椎名心音さん» がんばってください! (2015年10月4日 8時) (レス) id: 0c49eabddf (このIDを非表示/違反報告)
椎名心音(プロフ) - 愛斗さん» ありがとうございます! (2015年10月4日 7時) (レス) id: fc3530dba5 (このIDを非表示/違反報告)
愛斗(プロフ) - すごく良い話ですね! (2015年10月3日 21時) (レス) id: 0c49eabddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏柚美花
作成日時:2015年8月24日 14時