消えたメンバー (ページ47)

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@SGside ページ47

寝かして少し作業がしようと動いてると、

『ユンギヒョンどこいくの？置いていかないで。』

SG「大丈夫、ここにいる。」

『やだ、一緒に寝よう。』

SG「はいはい。」

本当に赤ちゃん返りをしたみたいに駄々をこねる。
困ったな…

JN「寝ない？？」

SG「寝たり起きたり、眠りが浅そうです。」

三人部屋になったからジンヒョンは近くでAの頭を撫でながら話をする。

JN「そっか、次起きたらホットミルクでも飲ませよっか。」

あ、あとそうそうこれっと持ってきたのは１つの卒業アルバムだった。
見たこともなくて、むしろ開けたことがないみたいにきれいなままだ。
しかもアメリカのエリート私立校。

SG「これ誰の？」

JN「Aの。一回も世に出てないから見せておこうかな？って。」

韓国の学校には通ってないと言ってたけど、
まさかエリート校出てるなんて相当出来たんだな。

JN「あ、ほら、あった！キム・アブルニー・キリグって！この頃はまだ名前を隠してなかったんだよ。」

SG「呼ぶ事だけをAにしてたんだな。ニックネームみたいに。」

不思議なことに、この美青年の幼い頃は名前も隠さず本人だけがAと言っていたようだ。

JN「思い出すことはあるのかな？」

SG「ショックがでかいからとはいってたけど、どうなんですかね？」

帰って来て、初めて俺たちが出会った頃のように一線を置いてしゃべってたAもやっとヒョン呼びをするようにはなったもののさすがにすぐにはなれないようで人見知りを爆発させている。

SG「これがよかったのかも知れませんよ」

JN「どうして？？」

SG「嫌なことを忘れてくれるならよかったのかもしれない。」

『っうっ、、、、』

ドタドタッガチャ

JK「薬いる？吐きそう？」

SG「おい、ノックは？お邪魔しますは？」

JK「お邪魔します、水のむ？リビングいく？」

ノックは出るときしますとか言うグク。
こいつ、ほんっと過保護だな。

『おぇぇぇえーーー』

ずっとキラキラを吐くAはとうとう食べ物でさえも拒否するようになり、
熱も出るようになっていた。

JN「病院行ったしかいいかな？」

JK「今すぐにいきましょう！」

SG「昨日も今日も行ったばっかだろ。医者も様子みるしかないんだって言ってんだ気長にみよう。」

『、、、ぅう、、、おなかすいたよぉー！」

JK「作ってきます！」

JN「うん、作ってくるよ。」

SG「そうしろ。」

まだ少しの間はうなされそうだ。