消えたメンバー (ページ44)

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@JKside ページ44

『グク、この曲知ってる？』

JK「し、知ってるよ。どうして？」

『ははは、そっか。僕の父さんは元気？』

あぁ触れられたらダメな奴だ…

JJ「ソンジェさん。それはズルいんじゃ？」

JK「え？」

ｿﾝｼﾞｪ『バレた？？ごめんね、グクくん。』

そんなことあるの？本当にあるの？

ｿﾝｼﾞｪ『君は？息子を大事にしてくれてるだね？ありがとう。こんなにかっこよく育ってくれて感謝してるよ。』

JJ「早く体を返してあげてください。
そんなことしてるだけでも体のエネルギーは使われるときいたことがあります。」

ｿﾝｼﾞｪ『大事なことを伝えにきたんだ。』

JK「大事なことをですか？」

ｿﾝｼﾞｪ『キリグを守ってくれ。23歳の節目に何か起きない訳がないんだ。』

23歳？どうして23歳にこだわるんだ？
そう不安に思った時はっと何か分かってしまった。

JK「ソンジェさんが亡くなったのって」

ｿﾝｼﾞｪ『そう、23歳だよ。キリグを2ヶ月も見れなかった。』

JJ「Aは分かってるんですか？」

ｿﾝｼﾞｪ『Aって言うのか。キリグは分かってるよ。
ただ僕のサセンは気付きだしてる。
頼むからAを助けてくれ。』

2ヶ月も成長を見れなかった父親が言うことではないけど、世間はもう動き出してると…

ｿﾝｼﾞｪ『キリグはもうすぐ起きる。何か行動し出したらキリグの体を借りて報告するから。
頼む……、、、キリグはまだ愛情をしらないんだ。』

兄「ソンジェさんどうして。」

ｿﾝｼﾞｪ『夢以来だな？』

JK「え？わかるんですか？」

兄「あぁ、夢で会ってたんだ。」

目覚めたと報告を聞いて訓練を飛び出してきたらしいAの兄は嘘のようで本当の話をした。

ｿﾝｼﾞｪ『23歳はある意味節目になる。そこは厳重に注意してほしい。
あまり体は使えない、だからグクくん、、、キリグを頼むよ。
無茶をしたら喧嘩してもいいから止めてくれ。』

眠くなってきたから寝るよと寝だすと顔がまた変わった…

JK「これって…」

JJ「出来る限りの事はしよう。」

兄「準備できてます！」

分かってたかのように所々に電話をしだす人たちと僕はただAをみるしかできなかった。

JK「普通にアイドルをしたいだけなのにね…」

その普通を許されないのがアイドル。
今こそメンバーとの団結力が試されるときなんだと改めて思った。

JK「僕は守るよ。」チュッ

『んっ、、、グク？』

JK「おはよ、キリグ。」

『お前なんでそれを？』

JK「ひみつ」