@(Vside) ページ41
僕たちはジェジュン先輩から話を聞いて開いた口が塞がんなかった。
RM「ちょ、ちょっと待ってください!キム・キリグって誰ですか??」
なぜなら僕たちの知っているAは、
キム・A
と聞いてきたから。
そして、国家を動かすお偉いさんの息子だと聞いてきたのに…
ヒチョ「なんだ?テヒョナそんなにショックか?」
V「え?そんなことないですよ!」
JJ「キリグってね?
どんなことにも微笑んでしまうような、心の奥からワクワク感がこみ上げてくる、それはまるで、お腹のなかを蝶々が舞っているような、きっと誰もが1度は経験したことのある感情を表すんだって。
タガログ語らしくてさ、でもAにはぴったりな名前なんだよ。」
JK「じゃぁ、僕達が知ってるAは誰なんですか!?」
ヒチョ「それもA。キリグ本人だ。
ただ、甘えることはしない。」
そう、A自身甘えることは出来ないタイプだと言っていた。
だから僕達が無理していることに気づいてやらないとどこかで倒れてることもよくあることだった。
JJ「Aにはさ、幸せになってほしいんだ。
あいつがこの業界にいるかぎり苦しめられることもわかってた。
分かってたけど本人の意思を尊重してあげたいんだ。」
キム・キリグ。
アメリカではキム・アブルニー・キリグ。
周りを明るくしてAなしでは生きていけない世界を作ってほしいと名付けたらしい。
その親は、、、
JJ「キム・ソンジェさん。それがAの父親だよ。」
韓国の歌手、ラッパー、ダンサー、モデルであり、1990年代初頭に名高い勢いを見せ始めた影響力のある初期のKポップおよび韓国のヒップホップグループ、Deuxのメンバー。
そう、誰もが知っていても、もうこの世にはいないキム・ソンジェさん。
それがAの父親??
JH「そんな、でも亡くなったのも95年ですよ!?」
JJ「Aが産まれた2ヶ月後に亡くなったんだ。いや、殺されたんだ。」
ヒチョ「DNA鑑定をして正式にAの父親はキム・ソンジェだと確定したんだよ。
でも、あいつの今の父親はその事をバレたくないと隠したんだ。」
キム・キリグであることを隠して、
キム・Aだと言い切ってきたAにとっては苦痛ではなかったんだろうか。
RM「これからどうしたら良いんですかね…」
皆が悩んだ方法であったんだとおもう。
V「僕らはにとってはAはAだよ!」
その言葉と同時に携帯が鳴る。
《手術が終わった。》
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作者名:チュング | 作成日時:2019年6月17日 9時