消えたメンバー (ページ26)

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@(JKside) ページ26

ええええ、Aって彼女いたの！？
僕たち知らなかったよ。

PD「ここにも盗み聞きする子がいたのか。」

JK「パンPD。Aって一体どんな子なんですか？？」

PD「それは君たちが一番知ってるんじゃないですか？」

僕はずっと不思議に思うことがあった。

JK「どうしてAはユギョンさんと一緒の道をいかなかったんですか？」

裕福な環境で何不自由なく生きてきて、限られた道を行くそれはAにとっては苦痛だ。
けど、

PD「あいつは本当の父親じゃないからだよ。」

JK「え？」

じゃ、じゃぁ、もしかして、、、

PD「ちなみに俺でもないよ？僕たちは友人へと変わってたんだ。
可笑しいと思わないか？音楽の才能がありすぎるんだ。」

JK「遺伝子分解？」

PD「違うよ。あの子をデビューしようとしたときに引き抜きに来てた人は覚えてるか？」

そういや、デビュー前に一人有名な社長が来ていた。

JK「ま、ヤン・ヒョソクさん！？」

PD「あの子は苦しんだ。その運命に苦しんできた。」

JK「でも、どうしてもパンPDが！？」

PD「頼まれたからだよ。彼の才能を無駄にはしてはいけないと。でも自分では許されない彼は許してくれないと。」

過去を向き合おうとしない理由はこんなこともあったんだと。
なんてすごい家系図なんだろう。

PD「Aは必死なんだ。だからお前たちもそれ以上の頑張りを見せてやりなさい。」

『おっ！また油売ってんの？PD』

PD「この話はまだ秘密だよ？
こら、油を売るならジナだろ！！！」

僕には負担が大きいほどの現実な気がする。
なにが大事でなにがいらないのか。

『グク？？おーーーい？どうした？』

JK「Aはさどうして父さんと仲良くしないの？？」

『その話？はは、だって僕父さん違うもん。』

え？？知ってたの？

『僕は母さんが好きな代わりに父さんは僕を捨てたから嫌い。ただそれだけ。』

JK「そうじゃないよ！きっと！」

『は？、、、はは。どうしたんだよ？帰って寝よう？明日はリハだ。よろしく！』

違うんだよ。
Aを捨ててなんてないんだ。
ただ、側にいることを許されなかったんだ。
それなのに、こんなことになるなんて…

『僕の運命は最悪だ。』