@(JNside) ページ3
かれこれ２年経つのかな？
Aがいなくなって。
『ヒョーーーン！』
そんな声がいつも聞こえてくる。
JN「ご飯ちゃんと食べてるかな？」
どんなときでも心配になる。
JM「ヒョン？どうかしましたか？」
JN「うん？大丈夫だよ？？」
こうやっていつも皆が声をかけてくる。
あぁダメだ！兄さんなのにしっかりしないと…
(『だめだよ？ヒョンも人間だから弱音はいていいんだよ。』)
いっつも言ってくれた。
そう、強がってひとりで頑張らなくてもいいと言ってくれたAにもう一度できるなら会いたいよ。
V「もう！皆してどうしたの！？なんか変だよ！？」
ユンギも今日だけじゃなくずっとこんな感じ。
バンに乗ってもAが近くにいるから停めろと言うくらい。
きっと僕たちは末期だな。
ピコンッとメンバー全員のカカオがなったと思ったら、
《《ヒョン無理はしないで？》》
その言葉だけで涙が出た。
あんなに会いたくて話がしたかったのに…
連絡さえできなかったのに、
この言葉だけでなにか解き放すものがあったかのように溢れた大粒の涙。
ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「なんだよ！皆して泣いて！！」
ﾏﾈｰｼﾞｬｰにはバレちゃいけない。
ﾏﾈｰｼﾞｬｰには絶対にバレちゃ。
JN「きっと嬉しかったんでしょう！サプライズ今でも思い出したら泣けてくるもん！」
RM「そ、そうですよ！あんなに…僕たちは幸せだ！」
ありがとうナムジュン。
部屋に戻ると…ｺﾝｺﾝとなる僕の部屋。
JK「ヒョン…」
JN「どうした？」
JK「あ、あの！、、、、、一緒に寝てもいいですか？」
いつもならなにも言わずにひとりで寝るのにどうしてだろうと不思議に思った。
JN「いいよ？」
JM「じゃぁ、ぼーくも」
ヒョコッと現れた細いお目目のジミン君。
布団に入ってもさすがに大きいベッドでも男三人では狭いわけで…
JN「ソファーでliveでもしようかな？」
JK「ヒョン…、、、あの、、」
まだなにか言いたそうなグク。
JN「どうした？」
優しく頭を撫でてみても…
JK「あ、いや、やっぱりなにもないです。」
JN「そう？早く寝な？」
寝かせて開く携帯は変わらずAと笑った写真をロック画面にして眺める。
JN「お前を必ず見つけ出すから。」
そう呟いた。
誰かが聞いているとは知らずに…
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作者名：チュング | 作成日時：2019年6月17日 9時
