僕達をこえられるかな？？ (ページ15)

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JMside

会見は淡々と進んでく。
そのなかでも出てくるのはパソコンで得たデマの情報ばかり。

記者「ハリウッドでの熱愛報道によって引退を考えたんですか？」

記者「違約金は会社もちですか？」

記者「今後の防弾少年団の活動はAさん抜きですか？」

メンバーは呆れきった顔をするなか、
マイクをとったのは…

RM「今後の活動は8人体制に変わります。本来なら8人と決まっていましたがAのスケジュールにより皆さま方には無理を言ってきました。しかし、今回からは全員参加です」

さすがリーダーと思うばかりに話はきっちりしていたはずなのに…

記者「隠し子報道についてはどうお答えを？」

その言葉に周りの記者までもが静かになった。

記者「Aさんアメリカで隠し子がいられるとの事ですが、そのけんについてはどうお答えを？」

そんな話僕たちは聞いてなかった。

A『弟です。』

記者「にしては幼いかと？」

A『はは、良く調べましたね？』

写真を見る限りまだ幼い2歳くらいになろうかと思うほどの幼さにAの顔そっくりのイケメンの男の子の写真だった。

JM「こんな話ではないはずです。」

A『もういいよ。全部話しますよ。』

そこはもうフラッシュのうみだった。

A『僕には弟がいます。まだ2歳です。
でも病気持ちで韓国には帰ってこれません。
日に日に弱くなるこいつを見てられずアメリカでは一緒にすんでいました。
でも母さんが逃げ出してこいつはひとりぼっちになった。だから僕はアメリカにいる限りは一緒にいると決めたんです。
母さんが裏切った代わりにこいつに出来る限りの愛情を注ぐために！』

記者「で、でも、」

A『彼は一般人です。そのうえ心臓が弱い。彼になにかあるような事があれば許しません。以上です会見は終わりです。』

終わった。僕の人生すべてが終わった。