１２． ファイアードラゴン戦 ページ16
ファイアードラゴン戦……
前半戦はかなり厳しい状況だ。
必殺タクティクスが中々突破できず、対して韓国の選手たちも攻めきれない様子だった。
中々試合が進まない。正直モヤモヤしていた。
ちらりと兄ちゃんの方を見ると、眉を顰め試合の様子を見ていた。
何を思っているのだろう、このグズグズした試合を突破できる策を練っているのだろうか。
そんな煮え切らない気持ちのまま、前半戦が終わった。
休憩中、ジメジメとした空気が漂っていた。完全にお通夜モードだ。
攻めたいけど攻められない、守るので必死、どうすればいいか分からない…
そういったところだろうか。
絶望的な状況の中、久遠監督が口を開いた。
「不動、行けるな？」
その瞬間、選手たちがざわつきだした。
勿論、悪い意味だ。
兄ちゃんが
「ッ……監督、正気ですか？！」
「……不動、鬼道と交代だ。」
食ってかかる鬼道に、久遠監督はバッサリと言い捨てた。
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リリィ(プロフ) - Kariaさん» コメントありがとうございます、本当に嬉しくて何度も何度も読み返してはニヤニヤしてしまいました。とても励みになります！ (2022年3月29日 1時) (
レス) id: 5fb9ab7224 (このIDを非表示/違反報告)
Karia(プロフ) - この作品は、今までに見たイナイレの夢小説の中でもトップに入るぐらい好きです。素敵な作品を生み出してくれてありがとうございます！ (2022年3月26日 22時) (レス) @page5 id: 03658bccca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ | 作成日時：2022年3月22日 16時
