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Your side
はぁ、喧嘩しちゃった。
すごい怒ってた。あんなけんすけ見たことない、、
もう、仲直りできないのかな、、
プルルルルル
『っ!!けんすけ、?』
携帯に表示されてた名前はけんすけではなかった。
少し項垂れながら電話にでた。
『もしもし、お疲れ様です。』
マネ「お疲れ様!あのね言いづらいのだけど、、」
『なんですか?』
マネ「次のライブ決まったよ!!!」
『ほんとうですか!!』
嬉しい、嬉しいけど、いま言われても素直に喜べない自分がいる。
マネ「うん!でもね、これからdollとして忙しくなると思うの。それで、静岡じゃなくて東京に住まないかなぁっていう相談がしたくて、、」
そうだよね、東京の方が仕事しやすいし、スタジオとかもいっぱいあるし、、、
何より今は静岡にいたくないな、
『わかりました!家見つかるまでマネさん家泊まらせてくださいよ〜笑笑』
マネ「えぇ、いいけど笑笑」
『じゃあ明日には荷物まとめて送っておきます!』
マネ「そんな急がなくて大丈夫だよ?」
『私がそうしたいんです。』
マネ「わかった!住所送るからそこにお願いね!」
『ありがとです!!』
電話が終わってすぐ荷造りをする。
早く、早く立派になろう。
けんすけが安心するくらいに。
人間集中するとすごいもんで荷物が少ない私の荷造りはすぐに終わった。
業者さんも明日取りに来てくれるらしくてすぐ東京に行ける支度は整った。
ばいばいは、言わない。
言えない。
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作者名:しぃ | 作成日時:2019年6月4日 1時