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最終回★君と居た時間（アナタside☆ｂｙ寧々） ページ43
１か月後
ザザァ……ァン
寄せては引き返す波。
ふう……
パシャン!!
海に思いっきり投げた花束
A「翔…ちゃん…」
私、何も変わってないよ。
嵐の…メンバーは…
A「やだぁ……ヤダよお」
『最後にお願い―――俺が死んだら俺のこと忘れて幸せになって』
無理だよ…
何度もにのに返事しようとした。
和也『返事は―――やっぱいいです』
私、人を不幸にしかできないの??
ねぇ、翔ちゃん
忘れるなんて、絶対無理。
ファンの人とか、家族とかもみんな…
「ほら」
……え??
A「ありがとうござっ…グズッ…」
私に白いハンカチを渡した本人。
それは…
A「翔…ちゃ…ん??」
翔？「Aちゃん…」
翔ちゃんだ…
何で…
翔「……」
翔ちゃん…
この無言の時間も
私には幸せだった。
くいっ
A「しょ…翔ちゃん??」
そうすると
翔ちゃんは
私に
キスをした。
翔「今まで、ほんとにありがとう」
A「待って!!翔ちゃん!!行かないでぇーーーーー!!!」
ぽわわわわわ…
消え…ちゃ…った…。
もっと、話したいことあるのに…
翔ちゃん。
ありがと…
このキスは忘れない。
A「また…来ます…」
そういって海岸を後にした。
ここで出会って
涙を流して。
ここは
私と翔ちゃんの大切な場所。
翔ちゃんも…
また私が来た時に来てね…
【It is concluded temporarily. 】
挨拶★ｂｙ寧々→←待って…る??（アナタside☆ｂｙ寧々）
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