甘いのかも【Fischer's】【短編集】

熱の力_dama ページ6

私の彼はホントにツンデレ何ですが

今日はおかしいです｡


ダ｢Aちょっときて座って｣

貴｢はいっどうしたの?｣

ダ｢抱きしめさせて｣


なんて、珍しすぎる事を言ってくるんです｡



ギューッと抱きしめた時に
すこし熱いから



貴｢ねぇおでこ触るよ｣

ダ｢あぁ〜つめてぇよ｣

貴｢やっぱりダーマ君、熱あるよ｣

ダ｢ないから…大丈夫｣



大丈夫と言いつつも
目がうつろで、そんな彼にきゅんとしてしまい
つい世話を焼きたくなっちゃうのは

彼のことが心から好きだから｡



ベットに寝かせると

ダ｢ごめんなせっかくの休みなのに…｣

貴｢そんな事ないよ｡ほら寒いから寝てて｣




安心したのかすぐに寝ちゃって
その間に風邪薬などを買いに
コンビニへ出掛けて、お粥たべるかな…なんて

考えるのが楽しくて少し時間がかかってしまった｡




貴｢やばっ時間…あれダーマくんから電話だ｣


_____________

貴｢もしもし ダーマくん大丈夫?｣

ダ｢A……えってきて…しい｣

貴｢え!どうしたの何かあったの｣

ダ｢帰ってきてさみしい…｣


｢わかったすぐ帰るから!｣



ダーマくんがここまでツン要素が抜けちゃう
熱なんて感謝したらいいのか
恨んだらいいのか悩むなぁ…



ｶﾞﾁｬ…

貴｢ただいま〜ダーマくん大丈夫?｣



彼の近くに行くと
腕を引っ張られてベットに体を崩した｡



貴｢きゃっ……｣

ダ｢Aここにいて、こうさせて｣



すると後ろからハグされて
そんなことされたら



貴｢暖かいね、一緒に寝よっか｣


って言うしかなくて



ダ｢おやすみ｣





ダーマくんの珍しい甘えんぼうな姿は
ほんとに好きが高まって


たまには熱なんていいよね…なんて
思っちゃった｡





翌朝まで寝てたらしく

起きた時にはダーマくんはいつものSだったけど



貴｢ダーマくん熱…でちゃった｣


なんていったら


何から何までして私の側にずっといてくれて


ダ｢具合悪くないか?寒いか?｣


って過保護みたいになって、


貴｢寒いよ〜｣



ダ｢俺が寒いから一緒に寝るんだからな｣


ってツンデレ要素ありつつ甘かったな｡







ツンデレも無ツンデレも好きだよ｡







ダ｢早く元気になれよA｣



よしよしって頭を撫でてくれる彼だから｡

素直に_peketan→←照れ屋な君に_zakao

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