ナムジュン君、途方に暮れる

35ーNJーメイド喫茶 ページ35

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さて、

ヌナを今後ホラー映画に誘うことは
やめておこうと心に誓い、
休憩が回ってきたのでヌナのクラスを
訪ねることにする












あれ？


ドリンク担当だって言ってたよな？

廊下から見えるのはメイド服を着たヌナの姿





可愛い…





が、しかし超仏頂面(笑)

いや、笑ってられないな…


入り口には

【お触りNG、盗 撮NG
ツーショット写メはOK】

と書いてある


しばらく様子を見ていると多分
他校の生徒からツーショット写メを
お願いされている


『無理です！』


さすが僕の彼女


すると胸に総支配人のバッチを付けスーツに
メガネをかけたユンギ ヒョンが登場した


YG「おい、A

写メはOKなんだって！応じろ！」


『えー、そうなのー？

めんどくさ』


YG「ちょ！おま！すいません！」


「いや！この塩対応がまたいいな！

Aちゃん、
もう一杯オレンジジュースお願い」


YG「A、こんな客もいるし

お前はそのまま塩で行ってくれ(小声)」


『はいはい』









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『おかえりなさいませ、ご主人様ー』

棒読みで言う僕の彼女(笑)

だがすぐに笑顔を向けてくれる


『ナムジュン君！

来てくれたんだ！私ドリンク担当だったのに
メイド役のジエちゃんが熱出しちゃって
代わりなんだー

ナムジュン君、写メ撮ろ〜！』


「ヌナ、凄く似合ってますよ。」


他のヤツに見られたくないくらいに


YG「おい、A！
他の客との対応の差！」


「ヒョンも似合ってますよ

じゃあ僕はアイスコーヒー下さい」


『はーい！
少々お待ち下さいませ、ご主人様！』



アイスコーヒーを運んで来て
そのまま僕の向かい側に座るヌナ


『もう疲れちゃった…
接客業って大変だね。

早く終わらせて模擬店一緒に回ろうね』



僕のアイスコーヒーを飲んで話すヌナ(笑)



さっきのお客さんが羨ましそうに
僕らを見ている



僕の彼女なんです

可愛いでしょ？

と少しだけ優越感





『ご主人様、
クッキーも注文していいですか？』


「(笑)

どうぞ、好きなだけ(笑)」









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