ナムジュン君、途方に暮れる

49ーNJーナムジュン王子 ページ49

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キボミヒョンがいるダイニングテーブル
にケーキを持って行き切り分け、
3人で食べる事になった


「美味いじゃん」


『ん〜！ホント、美味しい』


「良かったです。
ヌナ、生クリームよりチョコクリームの方が
好きでしょ？」


『うん！チョコの方が好き』


「ナムジュニの誕生日は？」


『9月だよ』


「あ、はい(笑)」


「オレも9月ー」


『私はナムジュン君と同じ乙女座だしね』


「何で張り合ってんだよ(笑)


ナムジュニ、モデルみたいな体型だし
うちの服似合いそー

あ、プレゼントするし待ってて」


「いいんですか？

ありがとうございます

僕に着こなせますかね？」


「スタイル良いから何でも
似合うよ」


『オッパのとこの服着たナムジュン君と

ユニ◯ロカジュアルの私と並んで歩いたら
服装格差カップルになるね〜』


「ヌナはその顔があるので
それこそ何着ても似合いますよ」



「はいはい。
Aのも持って帰ってくるよ(笑)」









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『ナムジュン君、カッコいい！

ハーフパンツ似合ってる！』



「ヒョン、ありがとうございます。

こんな高そうなのほんとにいいんですか？」



「いいのいいのー

サンプルだし。またなんかあったら
あげる」



『カッコいい〜(うっとり)


あ、オッパ、食べ終わったなら
仕事行きなよ』



「ヌ、ヌナ…」



「はいはい。邪魔者は去りますから〜


ナムジュナ、頑張れよ！
持ってるんだよな？」



「…ノーコメントでお願いします」










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『ナムジュン君、やっと二人きりだね』


ヒョンがいなくなると
僕が座っているソファの横に
来て腰に巻きついて来た


「ヌナ(笑)」


腰にある手をそっと包み込み


「To be or not to be

That is the question.
(やるべきかやめておくべきか
それが問題だ)」



僕がそう言うと
横に置いてあった紙の王冠を再び
僕の頭に被せてくれ



『ハムレット・ナムジュン王子

しないの？(笑)』


と、言いさっきとは反対の頬にキスをした。



腰に巻きついているヌナの脇を持ち上げ
僕の膝の上に乗せて向かい合うと

自然と重なる唇






「しない訳ない。


読んだばかりのこのセリフが
言いたくてカッコつけてみました(笑)」









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