ナムジュン君、途方に暮れる

30・嫉妬する私 ページ30

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こんにちは

初登場のAです。

初めてだと言うのに
今日は私の中にあるダークサイドを
お見せする事になりそう…









お昼休みになり学食へ行く為
ナムジュン君のクラスに向かう




教室の後ろ側から
声を掛けようとしたが思い留まる


あれ？


隣の席の子とぴったり机くっ付けて
話しているナムジュン君


思い留まる理由は私とはタイプが
全く違う可愛い系の女の子だから




HS「あ、ヌナだ〜、
ナムジュン呼びましょうか」


『ちょっと静かに！

聞こえないから！』


HS「あー、ケイちゃんね〜。」


『ケイちゃん？

もう授業終わったんだし机くっ付けてる
必要なくない？

教科書忘れてたんだろうけど
早く離しなさい

今も近すぎでしょ』


HS「そういえば教科書忘れたって
言ってたなー」


『学校に教科書持って来なくて何しに
来てるんだろ』













ケイ「ケイ、昨日親知らず抜いて辛いんだ〜

お昼食べれないかも〜」














『何？！あの鼻から抜けたアホ丸出しの
話し方！
そして一人称が名前だし！』


HS「ヌナ毒付くね〜(笑)」



ケイちゃんとやらの声はデカいので
良く聞こえるがナムジュン君の返しが
聞こえない













ケイ「まだ残ってるのも抜くんだけど

怖いよ〜」















『怖いのはアンタの声だし。

次は麻酔無しで抜いて貰いなさい』


HS「ヌナの方が怖いってー(笑)」





『離れろ〜離れろ〜離れろ〜離れろ〜』


HS「ヌナ！
表情管理して(笑)

ヌナの副音声付き実況中継、
ずっと聞いていれるやつだな(笑)」









「あ、ヌナ！
来てたんですか？」


HS「あ、ナムジュニ来るよ。
じゃあね〜、お2人さん」


私の呪いが届いたのか
ナムジュン君が私の存在に気づいてくれ
席を立つ


ケイちゃんがまだしつこく話しかけているけど
ナムジュン君がそれを制する


多分ごめんね、って言ってる






「ヌナ！

来てるなら早く声かけて欲しかったです！

あの声が頭に響いてしんどかった…


あ、
てかヌナ…

ホソクと話す時、距離近すぎ！

パーソナルスペースを確保して下さい」



『ナムジュン君(笑)』





お互い同じところ気にしてる(笑)









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