或る歯科技工士の恋愛事情【JIN】

21・JIN ページ21

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教えて貰ったカフェに来たけど…


今日はおやすみ？居ないなぁ。



レジ近くの席に座りコーヒーを飲む事にした







　






『うー、さむっ』









その声は…？同じセリフを土曜日に
ベッドでも聞いたな(笑)




「オンニー！おはようございます！
買い物行ってたんですか？」


『そうなの。店長レモン発注忘れててねー
店長に発注任せてられないしー(笑)』


「オンニと仕事出来るのもあと数回なんで
ホント寂しいです…

このお店を回してるのって実質オンニって
言っても過言ではありませんしそれも
心配…」
　

『大袈裟だってー、でもチェヨンと
お別れするのは寂しいよ。

会社近くだし絶対寄るからね！
卒業までバイト続けてよ？』


「オンニ居ないから辞めちゃうかも…」


『そんな事言わないで(笑)』


「Aヌナー、レジ操作で割引の時
どうしたらいいんですか？」


『レジならチェヨン教えてあげて〜
これからはチェヨンが教えて
行かないといけなくなるしね』


「Aちゃーん、買い物ありがとう。

次発注任せていいかなー？」


『了解です！

そうだ、チェヨン、レジ終わったら
発注一緒にしようか？
出来るようになったら店長も楽になるし。』


「はいっ！」


新聞を読む振りをして
Aちゃんの行動を見ていたのだが…


後輩や店長からの人望が半端ないな(笑)









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