Prologue ページ1
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「私利私欲」を満たすための
「愛情」を求めるための
禁忌とされた"魔術"に手を出し
箱庭を作り、喋り自身で動く人形まで作りだした
それほどのまでの事をして、彼は何を求めたのか______?
『狂うほど沢山の"愛情"を』
『ソコがナイ"シリシヨク"を』
彼は言った。
『俺の"求めるもの"を満たすのであれば、お前の"願い"を一つ叶えてやろう』
『ただし、俺の元へたどり着ける程の"欲望" "感情" "個性"を持つ者だけだ』
『俺の元へたどり着くには………』
『何かになる事ができなかった、"個性"も"感情"も中途半端な、この化け物を倒す事だ』
暴食の魔物
この魔物は、全てを食らいつくすまで次の行動へ移す事はないだろう
色欲の魔物
この魔物は、自身を欲求が満たされるまで異性に食らいつくだろう
強欲の魔物
この魔物は、欲しい物が手に入らないと癇癪を起こすだろう
憤怒の魔物
この魔物は、いつまでも静まる事のない怒りを他者にぶつけるだろう
怠惰の魔物
この魔物は、急かすような行為や面倒事をことごとく嫌うだろう
傲慢の魔物
この魔物は、自身よりも上の者を蹴落とそうと躍起になるだろう
嫉妬の魔物
この魔物は、自分より上手く行っている全ての者を許さないだろう
『君達はここにいる魔物全てを……殺さなくてはならない』
『……嗚呼、君は何も持っていないのだものね。大丈夫、俺からとっておきの魔法を授けてあげるさ』
『個性から1つ魔法を、感情から武器を』
『俺の手足となってくれる"モリス"と"エリス"が授けてくれるはずさ』
『……勿論、死んだら生き返る……なんて事はないさ。死んだら死。ゲームオーバーなんだよ。君達が死ぬ気で殺していた奴と、同じ物になるだろうね。』
『あと、仲間同士の殺し合いは駄目だよ。それは……愉快だが、せっかくの可能性を潰してしまうからね。』
『もし誰かが魔物以外の者に殺されたのなら……殺した相手も、死んでしまうだろうね』
『底のしれない愛情と私利私欲を満たせ』
『さすれば、お前の欲しい"もの"が授けられる』
『だから、それまで……愉快に、狂って、狂って、狂って……廻り踊れ』
『………俺の手の上、で』
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藤猫@暫く超低浮上(プロフ) - 遅うなって申し訳ないです。ようやっと出来たのでお願いします。魔法と武器はそちらで決めて下さい。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/fujiiro2015/ (2019年3月4日 1時) (レス) id: ee579f1d59 (このIDを非表示/違反報告)
藤猫@暫く超低浮上(プロフ) - 時雨さん» 了解です。早速作成します。 (2018年12月28日 0時) (レス) id: ee579f1d59 (このIDを非表示/違反報告)
李都(プロフ) - 時雨さん» はい。大丈夫です! (2018年12月27日 11時) (レス) id: 7a90c7f4e9 (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ堕天使。(プロフ) - 時雨さん» 了解いたしました。変更でき次第、また報告させていただきます。 (2018年12月26日 23時) (レス) id: 68e339727f (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - foglia@11月〜2月占ツク低浮上さん» 分かりました。こちらこそ参加してくださりありがとうございました。キャラクターはフリーキャラにすることで参加者様にとって関係の結びやすいようにしようと思います。短い間でしたが改めてありがとうございました (2018年12月26日 22時) (レス) id: ff2d2c0a4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sigurerain5/
作成日時:2018年10月1日 0時