37話 ページ40
Aside
朝起きて日課のランニングをしたりして教室に行くと誰1人居なくて少し寂しくなってスマホを見る。
んー…見るものないなぁ…
あ、通知…
【オールマイト、通勤がてらに家族を救う!その他多数事件を解決!?】
『え…えぇ…遅刻しなきゃいいけど…』
ガラガラ、とドアの音がして其方を見ると珍しく相澤先生が来ていた。
「…おはよう。早いな」
『おはようございます…先生こそ』
どうしたのか、と問うと
「今日のヒーロー基礎学で使う資料を忘れてこっちで分別しようと思ってな…なんだ、手伝ってくれるのか？」
にや、とこちらを見やる相澤先生にげ、という顔に反射的になる。
『…はァい…何すればいいんですか？』
素直に聞き分けると相澤先生はぇ、とほぼ空気の驚きの声を出して充血した目を少し見開いた。
「…やけに素直だな」
『いつも素直ですよ』
そう言いながら頼まれた資料分けを手伝いながらなんだかんだと話しながら
『そういえば、としの………オールマイトから聞いたんですけど』
「間違えるな」
『……相澤センセ、猫のおもちゃ買ってるって』
ん"ｯｯ、と控えめに吹き出した。
「なｯ…あの人ｯ」
職員室まで殴り込みに行きそうな相澤先生の腕を掴んで止めて、先程の記事の題名を見せる。
『…遅刻しますよ、彼』
「……そんな気がするな」
腕を離すと相澤先生も資料にまた手をつける。
『……いつ、遊んでくれるんですか』
「んん"ｯ……何の話だ」
『…おもちゃ…。』
私が猫な事を忘れられてるようで少ししょんぼりとしながら答えると
「……今日の夜な」
随分間が開いたけどそう言って貰えて顔をパッと上げて嬉しくて顔が緩む。
「だから今日のヒーロー基礎学は頑張れよ」
この間の訓練、成績記録取れてないんだから
と教師らしい言葉をぽろ、と出す相澤先生。
私がハハ…と苦笑いするとフッと笑って
「今日は実技だ。俺とオールマイトさんで見るからサボりは通用しないからな」
『別にサボりません〜』
「そういえばお前クラスのやつと仲良いのか？」
『……』
「この場合の無言は否定と捉えるぞ」
『…いや…えっと、、お茶子ちゃんと梅雨ちゃん…となら…』
「…お前、案外友達少ないんだな」
『いやぁ……あ、上鳴くんとも仲良いです！』
「思い出したように付け足すね。上鳴が可哀想だろ」
『ごめん上鳴くん…』
「今日は5人友達作らないと遊んでやらないからな」
『えぇ"!!?』
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ノト(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月14日 19時) (
レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ノトさん» もちのろんですぅー！！ (2022年11月14日 18時) (レス) @page39 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - りんごさん» りんごさん、ありがとうございます！過去を振り切れた猫葉ちゃんがどう皆と接していくのか、良かったら見届けてください！ (2022年11月13日 21時) (レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - めっちゃ好きですー！！1aのみんなとの絡みももっと見てみたい欲がでてくる！！！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page35 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - ちきみさん» ちきみさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年11月12日 0時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月9日 23時
