裏物語 (ページ3)

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夢主ブラックバタフライー其ノ壱ーページ3

蝶)おーい。来たぞ。ご主人。

貴)うわぁっ!!!!!

蝶)そんなに驚かなくても…w

貴)ん…うん…

彼は”怪異"という不思議な生き物らしい。

貴)怪異って何?

蝶)簡単に言えば幽霊みたいなもんだ

貴)!?

蝶)この状況を説明するとな。

貴)うん。

蝶)俺がお前にとりついた。

貴)完璧幽霊じゃない!!!

蝶)まぁ他に怪異は他にもいるけどな

貴)例えば?

蝶)俺情報だと、吸血鬼、猫、不死鳥
　猿、蜂、蟹だったっけな。
　他にもいるけど。

貴)以外といるのね…

少しビックリした。

蝶)ここらへんにもいっぱいいる。
　中には人間に害を及ぼす奴もいる。
　気を付けろよ。

意外と優しいんだな。

貴)有難う…

蝶)まぁ、万が一の時は俺が行く。
　それより、そのﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄ、何故持っている？

貴)いや。お母さんの形見だけど…

私が中3の時、母が亡くなった。
その時に、母の部屋で見つけたﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄだ。

蝶)…お前の母さん、変な事とか変な特徴とか
　あったか?

貴)え～･･･そういえば、部屋にすごい
　白い蝶が居た。

蝶)･･･

貴)どうしたの?

蝶)なんでもねぇ。ま、そろそろ戻るぞ。

貴)う、うん。

蝶)じゃあな。ご主人様。

何故、あんな質問をしたのかは、
後々、わかるだろう。