【ハイキュー】毎日、菜の花のからし和えを作って下さい。【赤葦京治】 (ページ6)

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「お邪魔します。」

「この階段を上がって直ぐ左が京治の部屋よ。」

「有難う御座います。」

赤葦のお母さんに礼を言って赤葦の部屋に向かう。

…………

「赤葦、体調は？」

扉を叩く。

「え、A？どうぞ。」

あ、某メッセージアプリで言ってなかったわ。

ごめん赤葦。

「お邪魔します。」

赤葦の部屋は本棚と勉強机、ベッドといった必要最低限の物で片付けられていた。

赤葦はベッドに横たわってマスクをつけていた。

「うわー赤葦の部屋っぽい。」

「どう言う意味？」

咳き込んでいるのを見ると辛そう。(他人事)

あ、そうそう、プリントとかを渡し損ねるところだったわ。

「はいこれ、プリントね。

これが学年通信で、こっちが課題。

あと、ゼリーと菜の花のからし和えね。」

「何から何まで有難う。」

「いえいえ。

あ、菜の花のからし和え、明日の朝とか治ってからで良いから食べて感想聞かせてね。」

「分かった。

普通の味付け？」

「うん。

赤葦が二口食べるの今だにこれしかないし。」

「今からでも食べたい。」

「いや、風邪引いてるし、辛いのは良くないでしょ。」

「…明日食べる。」

「よろしい。」