十七話 ページ18
リナの手の中に光の球が生み出される。
「決着つけちゃるっ！」
「げ、魔法ッ！？それは危険過ぎます！」
アメリアが慌てて止める。
「んな事よりコイツをぶちのめすッ！行くわよー！」
だが、怒り心頭中のリナには効果がなかった。
「め、目が怖いんですけどおぉ！」
マルチナが涙目になって言う。
「コレは痛いよ？ファイアー・ボール！」
「いやああぁあぁあああぁぁあああ！？」
悲鳴をあげてマルチナが吹っ飛んだ。
「ふふふ、面白いですね♪」
「……胃が痛くなってくる光景ですね」
「とりあえず、あとはよろしく」
「えっ、ちょっ」
ゼロスが一人でどこかへ行ってしまった。
「……」
置いてかれた……あ、リナが戻ってきた。
「あれ、セティ？ゼロスは？」
「……置いていかれました」
「あらら……」
「セレスティアさん、一緒に温泉に入りませんか？」
「いいんですか？」
「はい！」
「では、お言葉に甘えて……」
温泉にて
「ふぁ〜、しみるしみるぅ……ツンと来るねぇ」
「自業自得ですね」
「その通り。」
「うう、しょうがないじゃないの……」
「ところでマルチナさんが自分に呪いをかけた時ふと思ったのですが、
自分の靴からだけナイフを抜けば済む話だったのでは……」
「……あ」
「確かに」
「馬鹿ですねえ、彼女も。」
「彼女“も”？」
「リナさんとアメリアさんも気づかなかったでしょう」
「うっ」
「なっ、何ですってぇ！？」
「……何はともあれ、リナさんが大怪我をしなくて良かったです」
そう言ってから湯船から上がる。
「あがります」
「え？ちょ、今――」
脱衣所に行って服を着る。……さて、兄様にどんな仕返しをしようか。
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＊イクス＊(プロフ) - 映城梨歩さん» ありがとうございます！新作楽しみですよね〜！はい、これからも頑張らせていただきますので、応援よろしくお願いいたします！ (2018年1月28日 20時) (
レス) id: f0dded1a27 (このIDを非表示/違反報告)
映城梨歩 - 読みやすく、スレイヤーズの独特な感じが出ていて素敵です〜！新作も出るとのことなのでまた盛り上がれば良いですね！更新頑張ってください！ (2018年1月28日 0時) (レス) id: ab0a27a2a8 (このIDを非表示/違反報告)
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