十話 ページ11
「一人で逃げないでくださいよ」
「あはは、すみません。」
「……今度セイルーンに縄で縛って置き去りにしましょうかね」
「ごめんなさい」
とにかくリナ達の様子を見る。リナ達は作戦会議をしているようだ。
「どうします？教えてあげますか？」
「うーん、そうですねえ……」
ゼロスは少し悩んでいる。
「まあ、これくらいは自分達で気付いてもらわないと」
「後々困りますし、ですか。」
「ええ」
「……」
「あ、セティさんの目が冷たい」
「……で？リナさんとガウリイさん、どこへ行ったんです？」
「……あ」
あってなんだ、あって。
アメリアとゼルガディスは蜘蛛に糸を吐かれて巻きとられてハルシフォムの所へ。
……
「どうするんですか？下手したら皆さん死にますが」
「大丈夫ですよ、多分」
「多分ってなんだオイ」
変に無責任なんだからもう……
「助けに行かなくて――」
「魔族が言うセリフじゃありませんよ、セティさん」
「……」
「1000年以上経ったのにまだ人間気分が抜けないんですか？」
「……三つ子の魂百まで」
「へ？」
「私の母の故郷のことわざです。」
「はあ……」
「これは、三歳の子供の癖などは百歳くらいまで抜けないと言った内容です」
「……なるほど、だからまだ抜けないと言いたいんですか？」
「ええ」
「でも1000だから関係ないと思うのですが」
「……100はあくまで比喩です」
「そうですか」
何笑ってるんだよ
「……リナ＝インバースとハルシフォムが対峙してますね」
「あ、本当だ」
「オイ」
リナは契約の石が何なのか気付いたのか、仮面を破壊しようとする。
セイグラムが避ける。
「……」
しかし、ガウリイがセイグラムの避けた先におり、仮面を割った。
セイグラムとハルシフォムが苦しみ出す。……契約の石が割れたことにより、
ハルシフォムは瞬く間に老い始めた。
そして、ガウリイが水の中に飛び込み、アメリアとゼルガディスを助けた。
「えー」
「えーってなんです？」
「もう少しセイグラムさんが粘ってくれれば、非常におもしろか
すみません謝るので今貴方が思い切り振りおろそうとしている
鈍器らしきものをしまってください」
全く……
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＊イクス＊(プロフ) - 映城梨歩さん» ありがとうございます！新作楽しみですよね〜！はい、これからも頑張らせていただきますので、応援よろしくお願いいたします！ (2018年1月28日 20時) (
レス) id: f0dded1a27 (このIDを非表示/違反報告)
映城梨歩 - 読みやすく、スレイヤーズの独特な感じが出ていて素敵です〜！新作も出るとのことなのでまた盛り上がれば良いですね！更新頑張ってください！ (2018年1月28日 0時) (レス) id: ab0a27a2a8 (このIDを非表示/違反報告)
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