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...
「はぁ！？」
瞬間的に転がるようにして避ける。
数コンマの後、俺の元居た場所に矢が突き刺さった。
矢の先には紙が括り付けられている。
今の時代矢文って……。
と言うか一歩遅ければ当たってたんだが！？
「……きんときから？こんな方法で？」
外した紙の外側に書いてあった名前に少し驚きつつも、手紙の内容を読み上げる。
「"長老からの伝達。すぐに中心の会議室に集まれとの事。急ぎらしいから矢文で"」
……あぁ、いつもの無茶振りか。
大変だな。
「"P.S.当たってたらごめんね"ざけんな」
地面に刺さった矢を引き抜きつつ、愚痴を溢す。
紙とペンを取り出し軽く文字を書き終えた時、シャークんがBroooock連れて帰ってきた。
さっきまで寝ていたのかうつらうつらとしている。
「おかえりー。シャークん矢って投げれる？」
「は？」
「矢単体で投げれたりする？」
「は？」
「え？」
「……んー？」
「じゃぶるーくいける？」
「んー……たぶん、いける」
よし、投げれる人見付けた。
Broooockに紙を結んだ矢を手渡し、会議室の方向を指差す。
「あっち」
「…………んーっ……！」
「おー、飛んだー」
「えぇ……」
取り残し……取り残されたシャークんが凄い不可解そうな顔してるけど無視。
未だに目を離せば其処で倒れて寝てしまいそうなBroooockとシャークんの手を引っ張り、会議室の方へ向かう。
「あー……会議室？」
「そ。まぁ少し別の場所に寄ろうと思うけど」
シャークん手紙の内容見てないはずなんだけどなー、という疑問はさっき自分は口に出して読んだなという事で納得する。
耳良いしね、うん。
「別の場所？」
「しゃけとぶるーくは呼び出しの理由知らないだろ？見せとこうと思って」
だからと言って死体を見せるなんて嫌がらせにしか見えないだろうけどな。
実際、嫌がらせだって思ってくれた方が良い。
無残な死体を知っていると、バレてないと思ってもらえるから。
俺だって馬鹿みたいに騒ぎ立てたい訳じゃない。
何より、裏切ったとか、そんな風には思われたくはない。
……死にたくないからね。
「こっちこっち」
「屋根……！？」
「あ、いやこれはショートカットしようと思っただけ」
「えっ」
...
これの2話程前で無残な死体書いたと思うんですが、人狼2人はただ斧で背中を一突きしただけだったり。
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時雨(プロフ) - 納豆巻きさん» ありがとうございます！まぁ私も少しやり過ぎた感はあるんですけど……。少なくともワイテルズメンバーは助かるんじゃないですかね？(すっとぼけ) (2019年8月24日 6時) (
レス) id: 44defc3b54 (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻き - めっちゃ狂ってる…凄い狂人感ありますねwwとても好きです…私的には村の人達助かって欲しいなとか思うけど、やんさんがどう動くのかによって結構変わりますよね…楽しみです！ (2019年8月23日 20時) (レス) id: a850fbb456 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 納豆巻きさん» ありがとうございます！私もやん氏推しなのでやん氏を全力で贔屓していきたい所……(( (2019年8月15日 8時) (レス) id: 44defc3b54 (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻き - やん推しだから、やんさん視点なの嬉しいです〜！！！応援してます！ (2019年8月14日 22時) (レス) id: a850fbb456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年8月14日 21時
